概要
ルーク(ルカサー=ハーデン)とはアニメ『GARO VANISHING LINE』に登場する魔戒法師である。CVは島崎信長。一話終盤より登場し、通称はルーク(アニメ作中では本名が登場する事はなく、公式HP、Twitterなどでの公表のみ)。作中では主人公のソードをサポートし、魔導銃での戦闘、及び一般人の記憶消去などを行う。魔導銃にはライフル型の物と母・アデレードの形見の二丁拳銃がある。従来特撮版で魔戒法師が利用する魔導筆ではなく万年筆型の魔導具を使用。結界を張る、結界を破る、ワイヤーを使いビルの合間を移動する事も可能。
プロフィール
人物
クールな性格の人物で、潔癖症。主人公のソード(牙狼)によくダイナーで料理を摘み食いされている。年齢はアニメ開始当初十八歳。
ソードとは違い『俺達は人と関わるべきじゃない』という価値観を持ちながらも、人から頼まれ事をすると断り切れない人の良さがある。
クールとは言うものの、母、アデレードの仇である父、クリストフェル(暗黒騎士・ナイト)を目の前にし激昂して泣き叫ぶ、ホラーの罠にかかり涙を流す、などのシーンもあり、意外と感情豊か。ホラーの罠にかかった際、幻の母との会話で母の作ったラザニアが好物と明かされる。ダイナーにおいてもハンバーグやサンドイッチなどを食べる描写がされており、料理の好みは十代らしいもののようである。
経歴
父に震鳴騎士ボルグのクリストフェル=ハーデン、母に魔戒法師のアデレード=ハーデンを持ち、父の鎧を継ぐ為に修行をしていたが、父であるクリストフェルが力に溺れ、母のアデレードを斬り殺して失踪してしまう。制作陣のTwitterでの発言から、アデレードが殺された当時、ルークは七歳だったらしい。
ソードと出会ったのはアニメ本編より五年程前との事である。また、女魔戒法師のジーナが彼らと出会ったのも同じ時期の模様。
本編作中において初めはクールで潔癖症、人を寄せ付けない態度と出で立ちをしていたが、闇堕ちし暗黒騎士となった父…ナイトが襲撃して来た際に重傷を負い、回復していく最中でアデレードの最期の言葉を思い出して心身ともに成長を遂げる。ソードが主人公としては完成しているキャラクターの為か、本作で成長の描写が多かったのはソフィ、そしてルークである。
制作陣のコメントによれば、ルークはアニメ一作目の『炎の刻印』の主人公、レオン・ルイスに似せている部分があるとの事。
ラッセルシティを出て導きの地での修行の後、封印の地でホラーと交戦し、戦闘中にステラを庇い断髪。衣装も再登場時には全く違った雰囲気の物に変わった。
ソードを担いで運べるようなのでソードには及ばないにしても、力はそれなりにあるようだ。
ネタバレ
※以下、最終回までのネタバレを含みます。
キングの企みから人々を解放しようとするソフィとソード。
キングの命を受けてその二人を排除しようとするナイトを足止めすべく、ルークが交戦するも敗北。しかし、捨て身の自爆で手傷を負わせる事には成功する。
そのままルークを殺すかと思われたナイトであったが、剣を引き、ルークの元を去って行った。それがキングの呪縛が解け、ソードと戦う為だったのか、それとも父としての最期の優しさであったのかは不明である。
戦いを終えた後、ソードの頼みでソフィの記憶を消去した。
そして、どうやら魔戒騎士として新たに鎧を得たようである。称号は不明。
暗黒騎士の鎧は持ち主の死と同時に消滅する為、父の鎧ではない。その為アデレードの家系か誰かの鎧を継いだ、もしくは新しく手に入れたという事になると予想されるがこちらも詳細は不明。
ラッセルシティにはおらず、修行の旅に出ている。