概要
CV:ウェンジー、潘めぐみ (日本)
本名はブリスティーナ・フランシスカ・フランシア・マリアム・ユートニウム/ Blisstina Francesca Francia Mariam Alicia Utonium。
長女にして初代パワーパフガールズ。
イメージカラーは紫。
現在のガールズが生まれる10±α年前、後のバニー以外の妹達と同じく、ユートニウム博士の気まぐれ、名誉欲、とある日本の女性科学者 (ニュートロニウム博士) への対抗心、致命的な不注意と習得性の無さが原因で生まれた (バニーはガールズの欲求で生まれた)。ただし、混入したのは「ケミカルW」。
完璧な幼女として生み出された筈だが、「ケミカルW」の不安定性のせいでどんな強い感情でもエネルギーが暴発して電気爆発を起こしてしまうようになった。科学物質の不安定さによる情緒不安定と度重なる電気爆発による情緒不安定という負のスパイラルが起きてしまい、まだ幼かったブリスは博士の安全も考慮して、自らの意思で無人島に住むこととなった。
そこで、なぜか電気爆発にも平気なミニチュアサイズの象と出会い、親友となる。だが、10±α年の無人島での隠匿生活により、家族への思いを募らせ、タウンズビルに帰る決意をした。そして、バブルスと出会い、妹達の存在を知った (バブルスは姉だとは気付かなかった)。映画館で妹達を救い、自分が姉である事を打ち明けたが、久しぶりの再会である筈のユートニウム博士にいきなり気絶させられ、監禁された。
家族として復活した際は16歳というティーンエイジャーであり、二頭身前後の妹達とは明らかにプロポーションが異なる (手足や胴体が長く、腰も広い)。
なお、モジョ・ジョジョとは幼なじみであり親友でもあった。そのため、モジョ・ジョジョはブリスだけは今でも親しみを持っており、彼女がユートニウム博士やカレに囚われた際は積極的に助けようとした。
出会って間もないが、ブロッサム・バブルス・バターカップに対する愛情は非常に深い。
なお、末っ子であるバニー、ガールズメンバーであるブレットとダイナモには会っていない (バニー以外は厳密には不明)。
能力
姉妹の中でもダントツの戦闘力を持っているため、一人で宇宙でヒーロー活動も行っていたことも。その後は、銀河系を守る警備官に就任した。能力としては、知能、怪力、飛行、テレポート、髪の毛の操作、念力、電撃、電気爆発、エネルギー弾、衝撃波、地面を伝うエネルギーの波、引力、重力など。
また、姉妹で合体して巨大な光の戦士になる事もできる。この際、ブロッサム達が新たに覚醒した思考具現化能力が作用しているのか、また、ブリスも同じ能力を使えるのかは不明。
だが、上記の通り、凄まじい能力が原因で苦労ばかりしてきた。また、ユートニウム博士が能力のコントロール度を中々信用しなかったので、一時期は険悪になっていた。
余談
- 原語版でのCVであるウェンジーは中国系オーストラリア人。超売れっ娘であり、女優・声優・歌手・ブロガー・ユーチューバーを兼任している。
- ブリスの親友の象は、言葉を話せるが、何らかの理由でその事をブリス以外には隠している。
- ユートニウム博士は22回も同じ事故を起こしており、しかも床に散らかった数々の「ケミカル○」を (おそらく)二十年前後も放置したままであるため、「ケミカルB」を摂取した虫など、他にもスーパーパワーを身につけた存在がいる。
関連イラスト
(『Z』風)