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写楽保介の編集履歴

2011-05-18 19:07:19 バージョン

写楽保介

手塚治虫の漫画『三つ目がとおる』の主人公。通称は写楽


概要・人物像

額に眼球のような感覚器官を戴く三つ目族の最後の生き残り。

三つ目族は二つ目の人間を遥かに越える優れた頭脳を持ち、さまざまな超能力が使える。

しかし、三つ目を塞がれると知能が幼稚園児並みになってしまうという弱点がある。

三つ目人である写楽も同様に超能力を持ち、ガラクタから魔法のような機械を作ったり

難解な古代文字をすぐに解読出来る。

その一方で三つ目が表に出ているときの写楽はその能力故にプライドが高く傲慢な性格であり、

三つ目族の超科学による世界支配を目論む等危険な思想を持つため、

普段は大きな×印型をした粘着力の強い特製絆創膏で三番目の目を塞がれ、無邪気な幼児のような状態で生活している。


普段、自分の絆創膏を剥がされそうになったり貼られそうになると激しく拒否するが、

時々自分から剥がそうとしたり貼られたがったりする描写がある。

このことから三つ目の写楽も、絆創膏の写楽もお互いの存在を感じていることがわかる。


三つ目の写楽の方が絆創膏の写楽より多少背が高く、

三つ目の時には学ランをマントのように羽織る。

またアニメでは三つ目になると普段着用している青っぽい学ランから

黒の学ランになるなど細かな演出がなされている。


写楽は幼い頃に同じく三つ目族の母親と死に別れた為、

母親の愛情に飢えている面がある。

作中では、母親の着ていた服を大事にしていたり、

和登さんに母親の面影や愛情を求める様子が随時に描かれている。


三つ目族の遺産である奇妙な形の槍「赤いコンドル」を従え、

呼び出す呪文は「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」。

赤いコンドルは、物を溶かす強力な熱線を出す強力な兵器として使われるほか、

写楽が作った機械や三つ目のその他の遺産のスイッチにも使われる。


漫画とアニメの違い

漫画版での三つ目の写楽はとかく傲慢で、

世界のことなど特に何も考えていない。

転校させられ和登さんと違う学校になったり、落第したりと

絆創膏状態の写楽はかなり不幸である。


アニメ版は三つ目になると悪魔の一面も見せるが

とにかく和登さんには弱く、そして甘くて

頼まれごとをされると素直に従ってしまう一面も。

原作では母親の形見のコートを大切に取っていたが

アニメ版ではそれを燃やし、新しい宝物を和登さんの洋服に変更するあたり

和登さんの存在、感情が母親以上のものになっている。

最終回でも三つ目帝国を作る野望よりも

和登さんを守りたいという気持ちが勝り

スーパーボルボックに立ち向かっていく。


口癖

「僕に勝とうなんざ100万年早いんだよ!」


スターシステムでの登場

絆創膏状態の無邪気な写楽として『ブラックジャック』や他作品に

しばしば登場する。

三つ目状態の写楽は大体がラスボスのような存在で登場。


関連タグ

三つ目がとおる 和登さん 手塚治虫

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