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エリンの編集履歴

2011-05-24 20:05:26 バージョン

エリン

エリンとは、獣の奏者のキャラクター。

CV:星井七瀬

エリン


概要

大公領のアケ村出身。ちなみに名前の「エリン」は山に自生する山リンゴの名から取られている。

闘蛇衆の頭領の長男と、元霧の民で獣ノ医術師の間に生まれた一人娘である。その為(原作では)麦わら色の髪と、緑の瞳を持つが、その顔立ちは大公領民そのものである。

非常に聡明で優れた観察眼と卓越した聴力、そして絶対音感の持ち主である。また、性格は優しく、好奇心と探究心が旺盛な所は母譲りで、明朗で愛嬌があり、正義感が強い所は父譲りである。そのおかげか、ごく一部からは<魔が差した子>(前述)と睨まれ、自身も自分達母娘の容姿に違和感を覚えつつも、将来は母の様になりたいと言う夢を抱きながら、『事件』が発生する迄はそれなりに幸せな日々を送る。

しかし10歳のある日、闘蛇の一種である<牙>を大量に死なせた罪で処刑される母を助けようとするも失敗。自身も流されて真王領の東端サンノル郡の湖の畔で気を失っていた所を偶然通りかかったジョウンに救われる。

始めは母を失ったショックから心を閉ざしていたが、彼の温かい人柄のおかげで笑顔を取り戻し、蜂飼いの仕事を手伝いながら一緒に暮らす事となる。その際ジョウンから様々な知識や技術を学び、身に付けるが、中でも竪琴は、かなりの腕前を持つ迄になる。そしてある夏の夜、崖に落ちたジョウンを発見し付き添っていた時に、自分の子供を助ける野生の王獸を見て感動し、かつての夢を取り戻す。

4年後、霧の民の血を引く影響で急激に背が伸びた上、生物に比べ煌びやかな装飾品にはあまり興味が無かった為、同年代の少女に比べると少々地味な印象を与えるも、清楚で爽やかなに成長し、蜂飼いとしても自活できる迄になる。しかし、ジョウンの息子アサンが父を迎えに来た事で、実の親子同然の二人の生活は終焉を迎える。その際お互いに自身の秘密を打ち明けた所、ジョウンの推薦でカザルム学舍の入舎ノ試しを受けられる事となり、無事入学を果たす。

しかしそれまで育った環境のせいで集団生活等が苦手で、入舎した当初は不慣れな生活に四苦八苦する事になる[9]。その上一部の教導師の偏見や恩人ジョウンの死に打ちひしがれる事もあったが、エサルや親友ユーヤンの励ましのおかげで立ち直り、自身も人一倍努力している所を評価され、次第に周囲に認められていく。

ある日死にかけていた王獣の仔リランを救ったことがきっかけで、以後面倒を見る事になる。途中成行きから王獣に対する<操者ノ技>を独自に編み出して学舍中で騒ぎになったり、不慮の事故が何度か起きたりするも、次第に親子の様な不思議な絆で結ばれていく。

リランの為もあって19歳で教導師になるが、その頃から闘蛇と王獣の在り方、人の在り方への疑問を抱いていく。更に先述の<操者ノ技>を知られた為に国の権力闘争に引きずり込まれてしまうが、混乱の中でお互いの想いが通じ合ったイアルリランと共に、毅然とした態度で運命に立ち向かう。

『探求編』ではイアル結婚して息子ジェシを授かり、カザルムで引き続き教導師として過ごしている。しかし再び<牙>が大量死した事をきっかけに過酷な運命を辿る事になってしまう。

但しアニメでは最終話の終盤でジェシの母親になっている所迄は同じだが、後は視聴者の想像に任せる形で終わっている。


関連タグ

獣の奏者 イアル ジェシ

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