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いわゆる「サブカル女子」に対する罵倒語だが、自虐的なニュアンスを込めて使われる場合もある。

定義

確固とした定義がある訳ではないが、次に挙げるパターンのいずれか1つ以上に当てはまるものを「サブカルクソ女」とする場合が多い。

  • サブカルチャー自体よりも、サブカルチャーに理解を示す自分が好き。
  • 流行り物へ安易に飛び付かず、世間的にはマイナーとされる作品を評価する自分の嗜好に陶酔しており、それを隠そうともしない。
  • あらゆる作品を「世界観」で語ろうとする。漫画・アニメ・ゲームのみならず、楽曲に対しても歌詞を「世界観」に基づいて解釈しようと試みる。
  • その作品自体には浅い知識しか持たないのに他人へしつこく薦める。

スイーツ(笑)が対義語とされる。

メジャー化

この世に悪があるとすればそれはサブカルクソ女だ。--ポプ子

「サブカルクソ女」と言う罵倒語が当事者による自虐的な使用を含めてメジャーになったのは、大川ぶくぶの4コマ漫画『ポプテピピック』の影響が大きいと言われている。同作の主人公であるポプ子は竹書房と同じぐらいサブカルクソ女を激しく敵視しており、作中では何かにつけてサブカルクソ女への攻撃的な言動を繰り返している。

サブカルクソ女さんチームはそのままガケにつっこんで下さい!

しかし、リアルのサブカル女子たちはポプ子のこうした言動に反発するどころか面白がって受け止める傾向があり、池袋のコラボカフェでは「サブカルクソ女パンケーキ」が大好評で連日完売を記録したほどであった。声優井澤詩織もネット配信番組『井澤詩織のしーちゃんねる』で自分を「サブカルクソ女」と評したことがある。

アニメ第8話の「POP TEAM STORY」では、冒頭の刑務所のシーンで女囚が仲間に自分もよく知らない漫画を薦めているのを目の当たりにしたポプが激怒し、そのサブカルクソ女囚に殴りかかろうとする場面がある。また、同話の終盤にも「サブカル女のこと嫌いって言っときながら、結局サブカル女に媚び売ってるんだよなぁ」と言う台詞が存在する辺り、製作側も自覚的のようだ。

余談だが、発言者はポプに直ちに射殺されている。

なお、サブカル女子側が面白がっているとか、読者の側が必要としているとは思えない情報が記載されているが、聞いてもいないのにこういう効いてないアピールをし始めてしまう自意識過剰さがサブカルクソ女たる所以である。また、本記事では「自虐的に使われる」という事が強調されているが、世間一般にそれが主な用法とは言えず、わざわざ特記すべき事かどうかについては疑問が残る。自覚的であるという事を理由に自分を一段高い所に置きたい、というサブカルクソ女側の私情が記事に入ってしまっている事は間違いないだろう。

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