ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ
ゔぁねろぺふぉんしゅうぃーつ
原語版CV:サラ・シルバーマン
日本語吹替CV:諸星すみれ
概要
アルファベット表記はVanellope von Schweetz。
名前はバニラ(Vanilla)とペネロペ(Penelope)を合わせた物と思われる。
作品内に登場するレースゲーム『シュガー・ラッシュ』の登場キャラクター。
プログラムの欠陥のせいで体に青いノイズが入ってしまい、仲間からレースに出場させてもらえない。
別のゲームから迷い込んできたラルフと出会い、他のレーサー達にいじめられていた所を彼に助けられたことから仲良くなって協力しあう。
服装はライトミントグリーンのパーカーと、
ブラウンの二段スカート(形はカップケーキのカップ)。
下にはいてるレギンスの柄は両方ボーダーながら左右でデザインが違う。
靴は短い黒一色のブーツ+靴裏にデコソースらしき曲線模様のピンクのソール。
黒髪のロングヘアーでレッドバインズ(Red Vines・リコリス菓子の一種)のような
ものでポニーテールに結い上げている。そして小さいキャンディの髪飾りをいくつもつけている。
このファッションのコンセプトは監督曰く、原宿系ファッションをモチーフにしたもの。
ちなみにさりげない特徴ではあるが、ゲーム「シュガーラッシュ」のキャラの特徴として指は4本であるため注意。
以下ネタバレ |
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その正体は、ゲーム乗っ取りを企むターボ(キャンディ大王)によってプログラムを改変され、本来の記憶を封じられていた「シュガー・ラッシュ」の本来の主人公。
本来の設定は「ゲーム内の世界を統べる王女」であったが、
記憶が戻った後は「みんなから選挙で選ばれた大統領になる」と宣言し、レーサーとして生きることを決める。
記憶を奪われていたとはいえ、これまでヴァネロペに意地悪をしていたタフィタ達他のレーサーは涙ながらにこれまでの横暴な振る舞いを謝罪、ヴァネロペも笑って皆を許すことで和解し、正式なプレイヤーキャラクターに復帰した。
(ちなみに、続編のシュガー・ラッシュ:オンラインでは、
ディズニープリンセス達に「私もプリンセスだよ」と述べていたため、王女という肩書き自体は放棄していない。なので、彼女もディズニープリンセスの一人ともいえる。)
また、ヴァネロペの体に青いノイズが生じていたのはターボがヴァネロペをプログラム回路から切り離したせいでコードがむき出しの状態になり、表面化されたためであるが、不具合を直す特殊能力を有しており、「シュガー・ラッシュ」での唯一のリセット機能でもある。
青いノイズを使った瞬間移動も可能。これは彼女の意思で発動できる潜在能力で、ヴァネロペを操作していたプレイヤーがアイテムとして使用している。
トリビア
・本作には多くの日本人クリエイターが参加しており、ヴァネロペの動きの多くを日本人アニメーターのミユキ・カンノ・ロング氏が担当した。
実は作中においてのシュガー・ラッシュは「日本製のゲーム」であり、ゲーム内でAKB48の日本語ソングが流れていたのもそのため。
彼女をはじめゲーム内のレーサーたちは原宿ファッションを参考にしたものである。
・上記の理由から、海外のヴァネロペグッズでもカタカナが使われていることがあり、その際の表記が『バネロペ』となっている。
ちなみに、映画をノベライズしたディズニーアニメ小説でも対象となる小学生でも発音しやすいように『バネロペ』と表記されている。
・毒舌家のヴァネロペであるが、原語版のCVで起用されたサラ・シルバーマンは毒舌コメディエンヌとして本国で有名である。