概要
八苦とは人間のあらゆる苦しみを指し、『全ての苦しみを消し去った尼』という意味である。
「生・老・病・死(しょうろうびょうし)」の四苦と、下記の四苦を合わせ八苦である。
一.愛別離苦(あいべつりく) : 親・兄弟・妻子など愛する人と別れる苦しみ。
二.怨憎会苦(おんぞうえく) : 恨み憎む人に出会う苦しみ。
三.求不得苦(ぐふとくく) : 求めるものが得られない苦しみ。
四.五陰盛苦(ごおんじょうく): 存在を構成する物質的・精神的五つの要素(五蘊)に執着することから生じる苦しみ。
なお、より詳しい詳細は聖白蓮の該当項目を参照。