概要
「市川兄弟商会」として大正7年に大阪で魔法瓶の内瓶製造を始め、昭和23年に法人改組。現在、大阪市北区天満に本社を置き、魔法瓶、炊飯器、電気ポット、ホットプレートなどを製造販売している。IH炊飯器とジャーポットは日本国内で1位の市場占有率を誇り、2016年には自社アンテナショップの「象印食堂」を開店。
主力製品
魔法瓶、その技術を応用した炊飯器、電気ポットが主力。中でも炊飯器は独自技術を結集し、幅広いラインナップを展開。その中でも一際人気なのが『炎舞炊き®』である。
炎舞炊き®は象印独自の炊飯方法で、かまどご飯の「炎の揺らぎ」を参考にした縦横無尽な激しい対流と大火力でお米をふっくら炊き上げ、甘みを引き立てる。大手メーカーの炊飯器が底面に1つのIHヒーターしかないのに対し、この炊飯器は異なる複数の底IHヒーター(最上位モデルでは6つ)が使用され、対角線上で同時加熱して部分的な集中加熱を繰り返し、縦横の激しい対流を生み出す。また炊いた米を実食したのちにアンケートに回答して自分好みの硬さに近づける機能も搭載している。