歩道橋
ほどうきょう
道路や鉄道をまたいで架けられた歩行者・自転車専用の橋。
概要
歩道橋とは、車道または鉄道を跨ぐように架けられた歩行者・自転車専用の陸橋である。
1970年代には「交通安全」の声とともに日本各地で歩道橋が設置されまくったが、その結果不要と判断された横断歩道が消されることとなった。そのため足腰の弱いお年寄りや急いでいるサラリーマンなどが、遠回りになる歩道橋の利用を嫌がって横断歩道の無い道路を渡ることになり、交通安全に全くつながらなかったという皮肉な話がある。
ただし、交通量の最も多い道路の歩道橋の場合は歩行者の安全確保と交通がスムーズになるように架けざるをえないケースがあり、お年寄り等に配慮してエレベーターを設置している歩道橋もある。
最近、歩道橋にネーミングライツを設け、歩道橋に掲げている。その収益を道路の維持費として充てられている。