概要
ゆでたまごが週刊少年ジャンプで1987年34号から1988年24号まで連載していた、妖怪を題材とした漫画。
作者のあずかり知らぬ所で妖怪漫画の連載が告知され、ろくな準備期間もなくキン肉マンの連載終了からわずか3か月足らずで連載が開始されたという経緯がある。
登場する妖怪はキン肉マンの超人同様、作者の創作あるいは読者の応募を採用したもので、伝承などを参照にした者はいない。
作品解説
江戸時代、日本が魑魅魍魎によって混乱する中、アーサー童子によって108の妖怪が日本中部の王島地方山中にて封印された。しかし1986年、王島地方の一画にある山が噴火!
それによってアーサー童子の封印が解かれてしまった。
かくしてアーサー童子は姿を変え108の妖怪を再び封印するために旅をするのだ。
登場人物
亜鎖亜童子(アーサーどうし)
恐山百太郎(おそれやまももたろう) - アーサー童子の半身、連載当時流行した霊言童子の姿をしてる
恐山琴太郎(おそれやまきんたろう) - アーサー童子の半身、薄汚れた姿をして奇妙な幻術が、つかえる
非影狼(ピエロ) - そのまんまピエロの顔をした番長。中盤辺りから出番なしになる
捕血豈棲 - 終盤に登場する妖怪。