イワン・ペレペルキナ
いわんぺれぺるきな
「なぁ、イワン。どんな夢見てると思う?」
CV:赤羽根健治
概要
第3班(ロシア班)班員。
額から左頬にかけてCの字を描く様な傷跡があるのが特徴。
穏和で人当たりがよく、喧嘩をしていると身を呈して仲裁するなど、作中でも珍しいほどの好青年である。
元々彼は北欧の小国「デザ」(架空の国家)出身であり、幼名はイワン・ザグリエフ。ロシア軍に捕まっていた所を異母姉と名乗るエレナ・ペレペルキナにより釈放される。祖国を離れ敵国ロシアの軍門に下ったシルヴェスター・アシモフを当初こそ蛇蝎の如く嫌っていたが、次第に心を開き、姉と同じペレペルキナ姓を名乗りアネックス計画に参加した。
地球帰還後はロシアを去り、デザ共和国軍一等陸佐に着任。
能力
手術ベースは極めて珍しい植物型『チョウセンアサガオ(マンダラゲ)』
薬のタイプはカプセル剤。
人為変態時は額に角のように棘が二本生え、顔には葉脈のような模様が浮かぶ。
猛毒の花として知られるチョウセンアサガオには幻覚性物質が多量に含まれており、人為変態時のイワンはそれを拳の棘から対象に打ち込むことで幻覚に引きずり込むことが出来る。
後述の専用武器とあわせて、非殺傷の制圧行動に向いている能力であるが、イワンは成分の調節が不得手なため、大抵の場合は対象を即死させてしまう。
因みにチョウセンアサガオは古くから麻酔として使われていたこともあり、適量であれば鎮痛効果をもたらす。
専用武器は篭手。
体内から幻覚性物質を抽出して付属の筒に封入することで、ガス兵器として使用できる。
広範囲を攻撃できる上、筒を渡せば他人にも使える利便性を持つ。
瞬発力に優れるメダカハネカクシ型の機先を制するなど、体術に優れている面もあるようだ。
余談
イワンが能力を使う際、「どんな夢見てると思う?」というのがテラフォーマーズのお決まりとなっているが、これはイワンと行動している仲間が彼に問いかけている。
決め台詞を他人に言わせるというのは、ある意味とても珍しいキャラなのではないだろうか。