概要か。
パ・リーグの弱小球団・京浜アスレチックスの球団マスコット。
一応狐がモデルらしいのだが、目付きがわるいわ首が妙に長いわダンスにやる気が見られないわで不人気ぶりはダントツ。
加えて中の人がああ言えばこう言うタイプの人間でチアリーダー達からも不評。
基本は大事だぞ。
反面野球に関する知識や指導能力は本物で、毒島を一から鍛え直したのをはじめ先発投手の一人・斉木のサイドスロー転向を成功させる、打棒が湿り苦悩するスラッガー・ウェイク国吉をナックルボーラーして再生するなど投手陣からの信頼は厚い。
ついには三木監督の要請で着ぐるみ姿のまま公式に投手コーチに就任してしまう。
「禁則事項」とかいうらしいな?
一応、以前ドラフト1位で入団し将来を期待されながらも肩を故障し数年で引退したとされる元投手・三宅武(みやけたけし)が中の人ということになっている。
・・・その割に毒島にチェンジアップのお手本を見せたり「あれ?」と思わせる描写が点在する。
一度素顔を見たことのある毒島は「仲代達矢を10歳若くした感じ」と語る。また、ウェイクや毒島の兄・貴志は中の人の正体を知っているようだが・・・・・・。
・・・おや、誰か来たようだ。