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KAN-SENの編集履歴2018/10/06 22:19:27 版
編集内容:悪意のある文章の差し戻し

概要

アズールレーン』(日本語版)に登場する萌え擬人化された艦船の総称。

動力学的人工海上作戦機構・自律行動型伝承接続端子Kinetic、Artifactual、Navy、Self-regulative、En-lore、Nodeの頭文字をとってKAN-SEN(艦船)と呼ぶ。

日本版のリリース当初は4gamer.netやITmedia等の外部メディアの記事等で、本作における艦船擬人化キャラクターの事実上の総称として「艦船少女」が用いられていたが、日本版を運営するYostarからの公式発表でこの呼称が用いられたことはなく、ゲーム内では単に「艦」のような呼び方をされていた。

参考として、中国語版公式サイトでは彼女達のことが「少女」と表現されているのを始め、日本版の公式Twitterにおけるキャラクター紹介では【艦船紹介】という書き方がなされていた。

日本での生放送時、誤って違うゲームの呼称が番組内で表示されたためYostarが謝罪、その後ユーザーから総称を募集し、日本版のリリース1周年に合わせて2018年9月に正式名称として定められた。

ゲーム中では司令部で行える「建造」でメンタルキューブと呼ばれるアイテムと資金を消費することでランダムで1人、自軍に加えることができる。

その他にも、敵を倒した際のドロップ、任務(クエスト)の達成報酬などの形で入手することが可能。

大人の姿をした者(他の艦艇から「おばさん」と呼ばれた例も)やヴァンパイア寧海のように飲酒する者もいるので、正式名称に敢えて「少女」など年齢が若いことを強調する単語を含めなかったのはその点への配慮があるとみられる。

他の艦や指揮官から止められていないことからみて、成人と認識されている模様。

見た目通りの精神性を持つ艦も多く、イベント「饅頭大作戦」でのベルファストの発言によると彼女達は建造された瞬間からその姿を持つ

そのため、年上・成人の姿の艦にも「子供の頃の記憶」というものはない

……が、ティザーPVには子供の姿をしたヨークタウン級三姉妹を撮った写真が登場する(1:14辺り)。

設定

(以下では煩雑を避けるため「KAN-SEN」を「艦船」と漢字表記する場合があります)

メンタルキューブから生み出される「人の姿をした艦船」であり、劇中世界とは違うどこかの世界で起きた「大戦」と呼ばれる戦争の記憶を持つ。

別世界で彼女達がたどった歴史・経歴のことを「カンレキ」と呼ぶ。

ただし、ここでいう「記憶」とは厳密には彼女たちのモデルである軍艦自体がその生涯において経験した「記録」であり、モデルに関わった人間たちの記憶ではないので注意が必要。

それを示す例としてミッドウェー海戦における「運命の5分間」のことを聞かれても知らない素振りを見せる赤城原子爆弾のことを聞かれても「よくわからない」と答えるインディアナポリスなどが挙げられる。

(前者は「運命の5分間」の逸話は赤城の戦没後に語られるようになったこと、後者はインディアナポリスが関わっていたのはあくまでも輸送した材料の一部であることに加え、彼女自身は原爆投下が行われる前に戦没しているため)

また、艦船の多くは上述した「記憶」のことをあまり気にしておらず、ほとんどの者は「そういうこともあった」もしくは「自分であって自分ではない者のこと」として割り切っている模様。

もちろん、今もなおこの「記憶」に引きずられているかのような様子が描写されている者も少なからず存在する。

2018年4月に実装された「開発ドック」では、別世界の「大戦」においては計画のみの未建造、あるいはifの仕様という形で存在し得た架空存在と呼ばれる「特別計画」艦も建造可能となった。

運営ツイッターの設定紹介において、「司令部や指揮官の手で敵性艦への人格認識機構を無効化できる敵を自分達と同じ人格ある存在として認識できなくなる)」というブラックな設定が明かされている。

ただし、ボトムズコラボのストーリーでの描写を見る限りだと、この機能が存在する真の意味は「敵が自身や仲間と同じ姿をした艦船を投入してきた場合でも躊躇うことなく攻撃できるようにするため」だと思われる。

実際、上記イベント内のストーリーではセイレーンが投入してきたヨークタウンらに対して、無意識に戦うことを躊躇してしまい苦戦するエンタープライズらの姿が描かれている。また、「紅染の来訪者」のストーリーでは重桜の仲間たちと同じ姿をした存在が次々と敵として現れることに瑞鶴が少なからず苛立ちを見せる場面がある。

メインストーリーやイベントのステージ中における会話シーンにプレイヤー陣営の艦船が全く参加しないのも、おそらくこの機能が働いているからだろう。

関連項目

アズールレーン

セイレーン(アズールレーン) 戦場のKAN-SEN

クローントルーパー

艦娘:艦隊これくしょんにおける類似概念。混同注意

艦姫:最終戦艦withラブリーガールズの中国大陸版タイトル。中国では「艦姫」運営元の上海緑岸網絡が商標登録しているものの、日本版と韓国版では単に「少女」と呼ばれている。また、繁体字版では「人形戦艦」と言う独自の呼称を与えている。

艦姫:読みは「ふなひめ」。アビス・ホライズンにおける類似概念。中国で「艦姫」を商標登録している緑岸網絡が権利行使していないため、中国版でも日本版と共通で使用されている。

以下、ゲーム本編のネタバレが含まれております。ご注意ください。

実は艦船を生み出すメンタルキューブこそセイレーンが人類に意図的に流出させた「力の一部」の正体である。

つまり、艦船自体がセイレーンによって生み出された存在だったりする。

セイレーンは人類に敵対的な存在であるが、自分たちが進めている「計画」を実現させるためには人類の力が不可欠であるため、彼我のパワーバランスを調整する目的で彼らに艦船という存在をもたらした。

また、艦船には「素体」と呼ばれるオリジナルと「駒」と呼ばれる複製体の二種類が存在し、後者は同一の個体が劇中世界に何体も存在する

史実における連合国をモデルとしているアズールレーンに重桜の艦船である明石不知火綾波などが存在するのはこのため。

各ステージの道中に同じ艦船が何度も出現するのもこれが理由と思われる。

なお、プレイヤーである指揮官が作中自軍の戦力として保有できる艦船は全て「駒」である

ティザーPVに登場した、艦船には無いはずの「子供時代」のヨークタウン三姉妹の写真は、「素体」を撮影したものなのかもしれない。

「素体」をベースに生み出された艦船の複製体。いわゆるクローン

ゲーム中に登場する艦船のほとんどがこの「駒」である。

ここまで述べてきたとおり「記憶」のみを保有しているが、人間とコミュニケーションを取りやすくするためか、ある程度の人間性は与えられている。

(その割にはキャラクターがやたらと濃い者が多い気もするが……)

稀に「駒」の中から「覚醒」を果たした者が出現する。

この「覚醒」がどのような現象で、どのような条件を果たせば発現するのかなどの詳細は明らかにされてはいないが、「覚醒」を果たすことで以下のような恩恵が得られることが判明している。

  • 基本的なスペックが「素体」に匹敵するレベルまで底上げされる
  • 自らの「素体」のみが有している情報を自らの「素体」から無意識に引き出すことができる
  • 記憶や人格が「素体」寄りになる(これにより「覚醒」前後に自身の記憶が曖昧になるなどの症状が出る)
  • 「聖域」において「駒」を対象とした支配を受け付けなくなる

ストーリー中、明確に「覚醒」したことを言及されている「駒」は現時点でイベント『紅染の来訪者』に登場した瑞鶴のみだが、それ以前から登場していたキャラクターでは本編における赤城と飛龍が「覚醒」していたのではないかと思わしき模写がある。

(両者とも「あのお方」のことを言及していること、口調が自軍のものと異なることなどが理由に挙げられる)

また、瑞鶴と共に上記イベントに登場した翔鶴が「覚醒」の兆しを見せている。

この「駒」同士で、一人または複数人を素材として用いる事により特定の一人の「駒」を強化、および限界突破させる事ができる。

ゲーム内の設定的にはともかく、実際のプレイ中では強化次第では「素体」にも十分善戦可能なレベルにまで強くなれる。

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