いつも通り行こう。すべき事を見失わなければ、コートには常に楽しみがある。自分の仕事を見失うなよ
データ
学校 | 宮城県・フレゼリシア女子短大附属高校 |
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学年 | 3年生 |
CV | 茅野愛衣 |
概要
フレゼリシア女子短大附属高校の主将で、全国3強の1人。
昨年個人インハイベスト8(しかも怪我したまま)、かつ今年度選抜優勝の猛者。インハイの第1シード。
しっかりした性格であるためか、作者曰く「同性人気が高い」らしい。
容姿は黒のショートカットで、背は普通だがスタイルは良く胸も普通にある美人。
4巻表紙はなかなかエロい。
4巻表紙の模写イラスト
大学生を打ち破るほどの実力を持ち、周囲に振り回されない、余裕ある性格。胆力も強い。
部員を家族と思っているそのため面倒見もよく、コニーが行方不明になった際は雨の中原付を乗って探し回った。
一方でサディスティックな性質も持ち合わせており、コニーやほかの部員をしょっちゅう弄るのが得意。
練習中は強豪校の主将らしく厳しい。
子供の頃から『技の志波姫』と呼ばれるなど、当時から上位に進出していたほどの高い技術を持つ。
強靱な精神力に加え、相手の嫌がるポイントを徹底して攻めることができるバドミントンIQの高さ・優れた観察力・コントロールの良さを武器としており、攻撃型タイプには特に相性が良いとされる。
相手を知るためであればわざと第1セットを落とすことも厭わず、後半にはどんな相手でも滅法強い。安定感のある『負けない志波姫』と評されることも。
反面、全国の中でそれほど身体的に優れていないため、強引に打開するショットがない(相手の裏をかくドロップを得意としているが、読まれてしまうと意味がない)。
そういった意味では、自身のプレースタイルを無効化する予測力を持つかもしれない綾乃に関心を持っている。
ただし、幼馴染みで副主将の美里さきには「勝ちへの執着がない、もっと見せてほしい」と苦言を呈されてもいる。
インターハイ
今年のインハイでは個人、団体で出場。
団体2回戦のシングルスで逗子総合高校の石澤望と対戦。終始リードし、彼女の目指す理想型だ認識された。
この試合に勝って、そのまま優勝を果たした。部員たちを大切に思う彼女にとっては最も優勝したかったのが団体らしい。
個人戦は順当に準決勝まで勝ち進み、益子泪を準々決勝で倒した綾乃と対戦。
これに先立ち、このインハイが集大成だと発言、バドミントンを辞める事を示唆している。
あくまで推測の域をでないが、昨年のインハイに怪我をしたまま無理に出場したため選手生命を縮めた可能性がある(作中の描写において、綾乃との対戦中、第1セットにも関わらずなぜか右足だけがクローズアップされた1コマがあり、何かあるのでは?と匂わせている)。
他の3強との関係
同じ3強の益子泪、津幡路とは子供の頃から優勝を争ってきたライバル。
路とは選抜決勝で対戦し勝っているなど勝ち越しているようだが、普段から仲が良く気さくに話す。一方で、彼女が泪のことをあまり好いていないような冷たい発言をした際はやや厳しい口調で話していた。
泪とは3勝4敗と負け越しているが、互角であることから人によっては彼女との2強とも言われている。
ただし、彼女が本気を出して負けたわけではない、と周囲も唯華も認識している。
泪の心の弱さに気づいていた1人だったが、彼女の本気を引き出しその上で勝つ事ができなかったため、結果として彼女のことを『天才』というだけで本人には興味がない周囲から解放することができず、そういった状況を彼女1人に押しつける形になったことを悔いている。