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はねバド!

はねばど

はねバド!とは日本のバドミントン漫画である。
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はねバド!とは濱田浩輔によるバドミントン漫画である。講談社、「GOOD!アフタヌーン」誌に2013年から連載。副題があり、The Badminton play of Ayano Hanesaki!となっている。つまり、当作品の主人公である「咲綾乃のバドミントン」の略称であることが分かる。

概要

神奈川の北小町高校を舞台にしたバドミントン漫画で、男子部員も一応いるのだがほぼ女子バドミントンがメイン。また、1巻から3巻ぐらいまではスポ根的な部分に加え、日常系、ユルユルな学園もののテイストも持っており、またイケメンコーチや男子部員がいたことから作者が(石に齧り付いても打ち切りを免れようと)どんな方向性にでも転べるように準備していたような形跡が見て取れる。

知っている人も多いと思うが、作者の濱田浩輔は以前週刊少年ジャンプで連載を持っていた(一つはバスケ漫画、もう一つはラブコメ漫画)のだが、2回ともジャンプのアンケート方式に阻まれ打ち切られた過去がある。その後心機一転、講談社に移籍し「GOOD!アフタヌーン」誌で晴れて連載を始めることとなり、看板漫画の一つにまでなっていることから、バイバイジャンプで成功した一人といえるだろう。

作風の変化

この作品はよくネット上、とくにまとめブログなどで語られることが多い。その最大の理由は中の人が変わったのかというぐらい、短い期間での、作風の劇的な変化である。初期は一応本格的な路線も残しつつ、どっちかというと女の子の可愛さを前面に打ち出した、いわゆる萌え漫画的であり、2巻ではサービスシーンも増え、更に顕著になっていた。また、3巻にはすごく濃い新キャラまで登場している。だが、4巻ぐらいから急に作者に変化(新しいものを描きたいという欲求)が起こり、いきなりピンポンさながらの線描的な画風に変貌する。そして5巻、6巻ぐらいから更に劇画的に描写が変化し、試合展開、心理描写、場の臨場感も洗練されるようになった(8巻ぐらいでようやく変化が落ち着いた)。そして、変化したのは画風だけでなく、主人公羽咲綾乃の人格である。当初はぽやーとしたスローモーな癒し系キャラだったのだが、後に魔王と呼ばれるほどまでに闇落ちするのである(どうしてこうなった)。
before(原作1~3巻あたりに準拠した人の画)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=56944381
after(原作4~7巻あたりに準拠した人の画)
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=58562597

登場人物

羽咲綾乃(はねさきあやの)

本編の主人公。小柄で幼顔の美少女。登場当初こそは臆病で、何かあるたび親友に助けを呼ぶような内向的な性格だったが、一度ラケットを握れば天才的なセンスを秘めたバドミントン選手に変貌するという二面性の持ち主。実は母親によって英才教育を受けてきた天才だったのだが、13の時にライバルに敗北してから教育方針上、選手として育てるつもりだった母親に見捨てられてしまい、その後母親に会いたい一心でバドミントンを続けるも、ちょうど1年後に待ちくたびれ、ぱったりとやめてしまう。その後は父方の祖父母の元で恙無い毎日を送り優しい心を取り戻していたが、ひょんなことから北小町高校バドミントン部のコーチ、立花健太郎にスカウトされることに。だが、当初は過去を引き摺っていたこともあってバドミントンは嫌いだと拒絶していた。しかし、幼馴染みのデンマーク人と再会し、彼女の言葉を聞いてから再びラケットを握ることになる。
 後に、彼女の天才的才能を見抜いたある男が、探している母親に再会できるというニンジンをぶらさげ、彼女を自前の強化施設に連れて行こうとするが、そのさなか彼女は天才的なセンスと、それと同時に眠っていたある種の冷酷な心を呼び覚ますことになる。その後は、自身の成長と人格について大いに悩むことになるが、周囲の人物のアドバイスや助言を受け入れ、精神的にも成長を遂げていく。

荒垣なぎさ(あらがきなぎさ)

どこかで聞いたような名前をしたもう一人のヒロイン。北小町高校バドミントン部の主将で、ショートヘアで、豊満なバストを持った美少女。ボーイッシュな性格を持つ一方で、劇中の当初はお色気担当にもなっていた。個人戦で全国大会、そして全日本ジュニア選手権にも出場した実績があるほどのエースだが、当時中学生だった綾乃に完封負けを喫してから、本気でスマッシュを打てなくなるスランプに陥っていた。その後はコーチの助言もあって復活し、綾乃に勝利を収めるほどになるが、試合中に膝を痛めてしまう。

泉理子(いずみりこ)

北小町バドミントン部の副主将で、コーチの号令にもきちんと返事をする唯一の良心。眼鏡とポニーテールが特徴。当初は綾乃や渚との実力差を感じ、コンプレックスにもなっていたが、強豪と善戦、勝利するなど徐々に実力を付けていく。

立花健太郎(たちばなけんたろう)

体育大学から母校にコーチにやってきたイケメン…なのだが、本誌ではオッサンだの変態だのさんざんな言われようであった。後にコーチとして皆を後押ししていくなど彼も成長を遂げている。オリンピック強化選手の実績を持つ実力者だったのだが、膝を故障した影響で母校のコーチとなる。金メダリストを育てることが夢で、頭髪を金色に染めている。

藤沢エレナ

綾乃の幼馴染みで、知らず知らずのうちにマネージャーにされてしまう。バスケの経験者だが、バドミントンは初心者。後に、怪我をしたなぎさに代わり、団体戦に出場する。

コニー・クリステンセン

デンマーク生まれの少女で、身寄りの無い幼少時、綾乃の母親に育てられる。後に恵まれたフィジカルと天才的センスを発揮し、タイトルを総なめするプロ選手に。しかし、お姉ちゃんと慕っていた綾乃に会いたい一心で、プロ組織を抜け出し交換留学を利用して来日、宮城のフレゼリシア女子短大附属高校にやってくる。

志波姫唯華(しわひめゆいか)

フレゼリシア女子短大附属の主将で、堂々とした性格。個人戦全国ベスト8(しかも怪我した時で)の猛者。また、しっかりした性格であるためか、作者曰く同性人気が高いらしい。

芹ヶ谷薫子(せりがやかおるこ)

港南高校のエースで、綾乃のライバルの一人。中学生の綾乃にムリヤリ風邪を移し綾乃に勝利した。しかもそれが原因で綾乃は母親に捨てられてしまったため、いつしか「去り際香る子」と呼び苦手にしていた。フリル+リボン+ピンク髪+ツインテール+ですわ喋りという、萌え路線時代の産物といえるキャラ造形だったが、シリアス路線になっても姿、格好はそのままという、ある意味すごいアンバランスなため、登場シーンだけでネタになってしまっている少し可哀想な人。

石澤望(いしざわのぞみ)

逗子総合高校のエースで、強豪の一人。監督の下、管理的なバドミントンを徹底されていたが、渚との対戦で自主性を主張するようになる。けっこう、渚に対して満更じゃない気がある。

橋詰英美(はしづめえみ)

横浜翔栄高校のエース。強豪の一人なのだが、メンタル面に難があり、またサボり癖があってそこまで本気に打ち込めていなかった。綾乃に似た腹黒さを持つ。

重盛瑞貴(しげもりみずき)

横浜翔栄高校のレギュラー。橋詰とは裏腹に学校での待遇は悪かったが、不断の努力と卓越した大局観でレギュラーに登りつめた努力肌。当作品で一番の天使キャラとの評価もあり、ファンは多い。関西人じゃないのだが、自分のことを「ウチ」という。

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