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羽咲有千夏

はねさきうちか

はねバド!に登場するキャラクター(右側の人物。なお、左側の人物は、作品が異なるものの同じような特徴を持っている)
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概要編集

CV:大原さやか


羽咲有千夏(はねさきうちか)とははねバド!に登場するキャラクターで、ヒロイン羽咲綾乃の実の母親。気丈に振る舞っていたが、綾乃が高2の時に癌で死去。


旧姓は神藤(しんどう)で、中学での綾乃がこの名字を名乗って母親との再会を目指し、バドミントンを続けていた。身長175センチ以上の長身で、娘と同じような髪型をしている。


人物・経歴編集

当初は絶対的な実力を持った選手の壁に阻まれていたが、23歳の時に悲願の全国制覇。その後は連続して全日本選手権10連覇を達成したバドミントンの達人。25のときに幼馴染の羽咲心太朗(しんたろう)と結婚し、娘の綾乃を儲ける。当初は「愛のない育児はしたくない」と親友に告げ、娘をバドミントン選手にするつもりはなかったが、遊び道具としてラケットを渡しているうちに彼女に潜む天才的なセンスを見いだしてしまい、いつしか「天才は作れる」という持論の元、彼女を選手として育てようとする。


そのため、中学2年のときにずっと自分より実力が下だった芹ヶ谷薫子に敗れ、甘えようとする綾乃を見かね、「甘えられる存在は綾乃が強くなるには不要」という考えのもとに、旦那の親族に相談した上で、娘の身元を離れてしまった。


その後は綾乃を外側から鍛えようとしてライバルとなるコニー・クリステンセンや王麗暁といった選手を育て上げる一方、強化組織を抜け出したコニーを追って聖フレゼリシア女学院のコーチを務めるようになる。


それから彼女の心に大いなる変化を与え、高校1年のときに再会したときには「もう母親は要らない」と本人から伝えられ、精神的に大きくショックを受けてしまう。一方で、コニーからも母親同然に慕われており、彼女からも「ママ」と呼ばれていた。


しかし、後に綾乃自身が、もう母親の先がないことを知らされることになり、本人の前では大きく泣き崩れ本当は恨むどころか愛していたことを告げられ、母娘の仲は和解するが、その1年後皆に看取られて病院で死去した。

癌を発症した理由について綾乃からは


「バドミントンにかまけてばかりで、自分自身の体調管理をおざなりにしてしまったから」


などと推測されており、健康診断や人間ドッグを碌に受けていなかった事が示唆されている。


雑誌『バドラッシュ』編集部員の松川明美とは選手時代の親友だったが、彼女との交流は途絶えていた。


アニメ版編集

原作とは大幅に設定が異なっており、綾乃の下から去った後はデンマークでバドミントンスクールを経営しており、そこでコニーと出会った事になっており、王麗暁とは関わっていない。

また綾乃と和解した際のやりとりが大幅に変更になっており、癌を発症したという設定も無かった事にされた模様。

またエレナとも幼少時から認識があったという設定になっている。


綾乃がなぎさとの試合に敗北した後、一緒にデンマークに来ないかと綾乃を誘うものの、綾乃からは「この北小町が私にとっての始まりの場所だから」などと断られてしまった。


ただし原作では綾乃に対して罪悪感や後ろめたさを感じ、綾乃に絶縁されて精神的なショックを受けていたのと違い、アニメ版ではエレナに対して「私は自分がやった事を後悔はしていないわ」などと語っており、エレナを「なんですかそれ!?たかがスポーツですよね!?貴女はそれで綾乃の事を苦しめたんですか!?」と激怒させる結果となってしまった。





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