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あなたのライバルはこの私、芹ヶ谷薫子ただ一人と今でも自負しておりますわ

データ編集

所属校港南高校
学年1年生
CV下田麻美

概要編集

港南高校のエースで、綾乃のライバルの一人。 中学時代に、全国大会出場するほどなのだが、なぜか港南高校を選んだ。理由は不明。劇中初期には親衛隊がいた。


容姿編集

背はそこそこ高く、綾乃と対峙した時は綾乃の頭がちょうど彼女の顎ぐらいだったので、170センチ弱はあるかも知れない(健太郎も芹ヶ谷のことを戦術分析しているときに、背が高いと示している)。また、体を鍛えておりパワーもある(親友の笹下ミキ曰く相変わらずの馬鹿力)。


フリル+リボン+ピンク髪+ツインテール+ですわ喋りという、萌え路線時代の産物といえるキャラ造形。シリアス路線になっても姿、格好はそのままであったことで恐ろしくアンバランスだったため、登場シーンだけでネタになってしまっていた少し可哀想な人。…尤も、ひとつひとつだけなら他の漫画でもあるのだが彼女はすべてぶっ込んだためである。ある意味方向性の変化の激しいこの漫画の象徴とも言える。


作者もそれは感じていたのか、路線変更後の第二部にバレッタ型リボンをやめ、画風に合うように細いサテンのリボンにイメチェンし、ちょっと地味な格好になった。また、存在自体、ちょっと地味にもなってきている。


プレースタイル編集

プレースタイルはデータや技術を巧みに操り、相手の裏を掻いて攻めるコントロール型で、修正力の高さ、そして劇中屈指のメンタルの強さを持ち合わせている。いわば意外性のない志波姫唯華型であり、それゆえ、想定外の相手の動きには脆い一面もある。また、未完成だったが、ワイパーショットという、ネット前でサイドにドロップさせる高難度のスマッシュを磨いていた。

綾乃の事はライバルだと言いながら、その一方で泣きたくなるくらいの天才だと感じており、自信過剰で自己愛が強い割に、悲しいほどに自分が凡人だと自覚しており、才能のある存在とは隔たりがあると感じている節がある。しかし、だからこそ負けて学ぶ、そして努力することを徹底している。


一年コンビでダブルスにて全国大会ベスト8という成績、1セットマッチで綾乃の弱点を衝き逆転しているなど、決して弱くはないのだが、劇中でもはっきりした強さが分からないキャラである。


ちなみに、神藤時代を知っているようで、その時が一番強かったと思っている。


羽咲綾乃にとっては母親が出ていった元凶であったため、長らく苦手な存在だったが、同時に良きライバルでもあり、彼女にとっても一種の腐れ縁である。藤沢エレナが日常時の保護者だとすれば薫子はバドミントン時の保護者に近いが、面と向かって指摘されると「おちょくってるの?」と否定する姿も。


初期は立花健太郎に好意を抱いていたがスポ根路線になってからは不明。



来歴編集

対戦した同学年ではほとんど敵無しだったが、中学時代初めて綾乃と対戦しほぼ完封に近い完敗を喫する。以降綾乃をライバル視し彼女を倒すのを目標とした。そしてある試合で綾乃にムリヤリ風邪を移し勝利した、ただし自身もひいており条件は同じと言い張っている(悪い事だと認識していたが、それでも強い執念とライバル意識によって起こしてしまった過ち)。一方、それが原因で、綾乃は母親に見捨てられてしまったため、いつしか「去り際香る子」と呼び、顔も合わせたくないほど苦手にしていた。

高校で再び彼女と会い彼女に対し弱くなったと言う。そして、大会本番試合前、負けた時涙を拭く為とハンカチを渡す。しかし試合では、かつての感覚を取り戻しつつあった彼女に再び敗退し、涙を流した。ただし彼女が自分に勝つ事にこだわった事について、中学時代の彼女より良いという感想も漏らしている。


荒垣なぎさと彼女の予選決勝を観戦。彼女が追いつめられた際、声を挙げ声援を送った。

その後、団体戦の対戦中に彼女が悩んでいることを見抜く。その直後に家を訪れ、自身と同じで本来の性格悪さを指摘し涙をこらえながら“ライバルとして日本一の選手になれ。私が勝つその日まで”と檄を飛ばした。


全国大会ではダブルスでインハイに出場準々決勝まで進んだが、綾乃と同型の天才、益子泪に一蹴される。その後、綾乃の試合を観戦し、劇中における彼女の代弁者として、また批評家として登場している。


性格編集

自分大好きで高慢な性格。本人も性格が悪いと自覚はしており、計算高く、基本的に冷徹、友達ごっこが大の苦手、基本的に人を見下すなどと思っている部分もある(私のタラレバということで例示している)。それゆえ、人の気持ちを思いやれない綾乃とは自分と相思相愛または似たもの同士の性格だと思っている。


とはいえ、ライバルの綾乃の事を心配したり、相手の心の内側まで理解できる、本当は思慮深いタイプであり、親友の笹下ミキはそんな彼女の良さをちゃんと解っている。



ところが、アニメ版は性格の悪さが強調され、部で孤立している描写がある。だが、そもそも本当の意味で性格が悪い人に親衛隊がいたり、ダブルスでしかも1年生コンビで全国ベスト8に入れるわけがない。

要は、羽咲綾乃に対してはツンデレに近い。



関連イラスト編集

負けるはずありませんわ芹ヶ谷薫子


関連項目編集

はねバド! 羽咲綾乃 笹下ミキ

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