アンタは本当に...バドミントンが上手だね...
概要
学校 | 神奈川県・横浜翔栄高校 |
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学年 | 3年生 |
利き手 | 右利き |
横浜翔栄高校のレギュラーで、北小町高校とは団体戦3回戦でダブルスにて対戦。
そばかす顔で、ハネた髪を両側に括っているという、あまりスポーツ選手らしくない髪型でもある。髪の色はブロンド。
いちおうは県外からスカウトされた特待生だが、学校の評価はC特待とあまり高くなかった。実際、彼女はそこまで殻は小さくないのだが、基礎的な体力や運動能力も伸び悩み、努力がさほど報われていない。しかし、それにもめげずに、不断の努力と代わりに養った大局観で名門高校のレギュラーに上り詰めた努力肌であり、モットーが「できることをして、できないことはやめる」、つまり高望みせずに、できることを最大限に引き伸ばすという考え方に基づいていた。しかし、後になれば、できないことにも果敢に挑み、その姿は顧問の木叢の心も激しく揺り動かし、彼女にA評価を与えている(無論、彼女はそれを知らない)。
登場当初はそこまで美人として描かれておらず、英美に呆れられるような、焼け石に水のような声援を飛ばしたりと、ちょっとポンコツっぽい脇役キャラだったが、すぐに軌道修正され、メンタルに難を抱える橋詰をサポートする重要な役回りとなり、そして顔もだんだん美人というより可愛く描かれるようになっている。
なお、冒頭の科白は綾乃の脳裏にも焼き付いていた、他人をリスペクトする姿勢(優しい人になりたいという願望の根本)の模範となった発言である。
相手への敬意を忘れない、作中屈指の天使キャラとの評価で、綾乃を含め、友人でもある橋詰英美、顧問の木叢ほか多くの登場人物に影響を与えており、出番はそこまで多くないながら、このストーリー以後、作品評価が上がり人気も上昇しているなど、はねバド!の人気アップに一役買った名キャラである。異性人気が高く、作者も橋詰と共に気に入っているのか、試合後も何度かちょくちょく登場させており、一緒に受験勉強に打ち込んでいる姿が見られる。
ちなみに、自分のことを「ウチ」という(関西人だけでなく、西日本では割と多い)。重盛という名字から、作者の故郷である九州出身じゃないかとファンの間では囁かれている。