概要
磁雷矢こと山地闘破が第1話から乗り回していた愛車Z31型フェアレディZ(前期型、Tバールーフ、AT車)をスミス博士が改造して完成させた代物で、第16話より登場。山地哲山の【忍術と科学の融合】という思想が活かされている。
名付けの親は哲山であり、ブラックセイバーの名は「黒い星の馬」から由来している。媒体によっては「黒星馬」と表記されることもある。
ちなみにブラックセイバーのベースとなったフェレディZは業者から借り受けたリース車両ではなく、本作の撮影スタッフの私物である。
性能
助手席側のルーフには展開式の超高性能レーダー(改造前から既に使用していた)を備え、リトラクタブルライト内にはマシンガンを内蔵。更にボンネットにはミサイルやアンカーを射出するランチャーが格納されており、この他にも側面から肉薄する敵の車両を攻撃するリアホイールのホイールカッター、バンパー部からばら撒かれる赤い撒菱など数々の特殊装備を内蔵。携行タイプのリモコンによる遠隔操作も可能で、爆弾の爆発にも耐えうる頑丈さを持つ。また、改造前からたびたび鳴らしていたヤンキーホーンも残されている。
立体物
放送当時の1988年にバンダイからプラスチックトイシリーズとして販売。良好なプロポーションと精密なディティールが刻まれており、タイヤは前後輪共にゴム製のタイヤを採用していて転がし走行が可能。ウィンドウにはクリアパーツが採用されている。 また、別売りの忍者大戦シリーズのフィギュアを乗せることが可能となっている。
ギミックは、車体底部前方にリトラクタブルライト開閉ギミック用のレバーが組み込まれていることを初め、ボンネット部分のスイッチを押すことで中央からランチャーが展開、付属しているミサイルを装填すればスプリング仕掛けにより発射ができる。(但し、ミサイルが装填された状態ではランチャーを収納できない)後部バンパーのスイッチを押せば、左右後輪のホイールが飛び出し【ホイールカッター】の再現が可能。また、手動ではあるもののドアの開閉やレーダーユニットを展開する事ができる。