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概要編集

演:筒井巧

本作の主人公で、戸隠流第三十四代宗家・山地哲山の養子。年齢18歳。秘宝パコの在処が記された粘土板(ボード)の半分を守る使命を帯び、ジライヤスーツを哲山より託され「磁雷矢(ジライヤ)」を名乗り闘う事を命じられる。スーツ装着後でも仲間や家族達からは本名の「闘破」で呼ばれる事が多い。


普段は家計を助けるため、アルバイトなどに励んでいる明るい好青年で、義理の妹・弟であるケイや学からは使いっ走りのように扱き使われ、それに辟易している一幕も。妖魔一族や世界忍者との戦いでは時折慢心して失敗する事もあるが、それを糧にして次の戦いにに活かすだけの強さを併せ持つ。


過去について編集

彼の生い立ちについては第28話で明らかにされており、2300年前にパコを地球に運び、地球人の女性と結ばれた宇宙人の子孫である事が判明。ジライヤスーツもその宇宙人が着用していたパイロットスーツだった。磁光真空剣をレーザー刀に変化させる事が可能なのはこの血筋によるものである。


更に同話では養子として引き取られる以前の闘破の顛末についても触れており、彼の生みの両親・半蔵と千代は17年前にパコの在り処を示すボードを付け狙う杉谷悪之坊の手にかかり死亡。時は流れ、青年となった闘破が戸隠村を訪れた時、村の長老からは千代が今際の際に託した形見の品のガラガラ(ジライヤスーツと磁光真空剣の在り処を示す古文書を封入)と手鏡を渡され、哲山からは両親の仇である悪之坊の存在を伝えられた事で仇討ちを決意。一度は敗れ、同じ血を引くレイの輸血を必要とするほどの瀕死の重傷を負うも苦難の末に磁光真空剣・真っ向両断で悪之坊を討ち果たし、両親の仇を討った。


手裏剣戦隊ニンニンジャー編集

忍びの34に登場。1988年からの27年間に、義父・哲山の跡を継いで戸隠流第三十五代宗家となっている。2015年における年齢は40代半ばほど。因みに未婚。(演者の筒井も2019年に哲山を演じた三十四代目宗家・初見良昭から、実際に三十五代目宗家に指名された)年齢は壮年期を迎えているが、その風貌は青年期の頃の面影を残している。ニンニンジャーのメンバーと対面し、和解した際には天晴を「これくらいの息子がいてもおかしくないのか」と評するなど、自らの年齢を実感する発言もしている。


十六夜流による忍者への風評被害を受けて設立された忍者の名誉を守る会の会長にされそうになり同会員から逃げ回っていたところをニンニンジャーと出会う。(その委員会では厳しい規則が設けられていて、これを守るとなるとニンニンジャー達は人前で忍術が使えなくなってしまうという)


戦闘力は磁光真空剣を失った後も向上させていったのか、磁光真空剣が無くともニンニンジャーと切り結ぶ腕を見せた。また、磁光真空剣が手元に戻った際には、ほぼ30年越しの磁光真空剣・真っ向両断を披露するなど、技の冴えは加齢による衰えを感じさせなかった。


本人は人の上に立つよりも現場で暴れるのが向いているということだが、上級妖怪コナキジジイとの戦いで的確に天晴を指示してみせた。これをきっかけに「若い忍者たちが心置きなく戦えるようにすればいい」と気づいた闘破は会長になることを決意。ニンニンジャーとの連携でコナキジジイを倒した後は前線を退き、以降は会長として若き忍者たちの意思を守るための戦いに身を投じることとなった。


関連タグ編集

メタルヒーロー 世界忍者戦ジライヤ

磁雷矢 忍者スーパー戦隊


不思議少女ナイルなトトメス:昔忍者と戦っていたような風貌を持つ、メタな設定を持つナイルの悪魔が登場する。


ニンジャブラック:闘破とは逆に変身者の名前がジライヤとなっている。

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