俳優・でんでん
日本の俳優、元・お笑い芸人。アルファエージェンシー所属。
本名、緒方 義博(おがた よしひろ)
福岡県筑紫野市生まれ、中間市育ち。
高校卒業後、19歳の時に渥美清に憧れ、弟子入り志願のために上京。
本人には会えず断念するが、チャンスがあると信じ丸井に就職。丸井時代の後輩が劇団ひまわりの募集広告を見せてくれたのをきっかけに、退社して入団し、エキストラとして3か月ほど活動。
退団後4年ほどプータロー生活を経て28歳の頃に『金曜10時!うわさのチャンネル!!』のオーディションを受け、最終審査まで進んだものの最終結果が出る前にこの番組が終了、チャンスを逃す。
その後1980年、30歳の時に素人として『お笑いスター誕生!!』へ出演して8週勝ち抜き、金賞を獲得したのを機に芸能界デビュー。
お笑い芸人時代はスタンダップ・コメディ調の芸風で、ピン芸人として活動。
決め台詞は「ようみんなぁー、ハッピーかい?」「どうだい? 美しいだろぉー?」「今日はみんなにオイラのすばらしい歌を聞かせてやるぜ。」など。
1981年、森田芳光監督の映画『の・ようなもの』で俳優に転身。
1995年、ラサール石井、小宮孝泰らと「星屑の会」を結成、水谷龍二作・演出の舞台に出演。
2010年には園子温監督の映画『冷たい熱帯魚』で芸歴31年にして初の受賞となった第36回報知映画賞をはじめ第35回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など国内の助演男優賞を次々と受賞する。