概要
2メートルほどの長身と、足首近くまである銀髪を蓄えた女性であったが、後に子供のようなサイズへと変貌する。
「窓のないビル」に長い間隔離されていたが、登場早々に、助け出そうとしていたトールと上条当麻を撃破し脱出した。
アレイスター=クロウリーの「プラン」の障害となるため、殺害を検討されたが、彼女の性質故に断念された。(性質については後述)
彼女が「窓のないビル」から出ることは、「第一級警報」に相当する。
外に出た後は情報に飢えたため、『ミサカネットワーク』の情報を得るべく、ネットワークの司令塔である打ち止めの脳みそを狙うための捕食機能を獲得。
本人の意思としては、友達として出会った打ち止めのことを捕食したいとは思っておらず、しかしどうしても自ら死ぬこともできないため困惑していた。
打ち止めを守るべく動いた芳川桔梗により、打ち止めの脳を模したダミーのケーキを食べることになり、そのおかげで捕食衝動も治った。
その影響か、2メートル程の長身の女性だった姿も、幼い子供と同程度に変化した。
その際に出会った打ち止めとフレメア=セイヴェルンを大切な友達だと思っており、薬味久子による『人的資源』プロジェクトにおいて利用されそうになったフレメアを守ったりするなどの行動が見られた。
特徴
前述の性質は「何をどうしても死なない」ことである。
魔術サイドと科学サイドのどちらにも属さないと推測される。
何らかの思想を持って動くのではなく、好奇心によって動き、好き嫌いの概念すらなかった。
二者択一の条件を一つ一つ選択し続けているため、人間のように考えているように見えるが、実際は普通の人間とはかけ離れた特性を持っていた。
幼い姿になってからは、人間らしい感情を持つようになった様子である。