概要
ゴッドイーター2に登場する新アラガミ。キュウビの特異種。難易度10以降から出現する。
キュウビと同神属に該当するが、キュウビの持っていた動物的な繊細さと愛らしさは消え、顔や胴は黒く染まり、禍々しいただの一体のアラガミとして君臨する。
挙動や攻撃手段はキュウビとほぼ変わらないが、必ず他のアラガミと同時に出現する為、討伐難易度がキュウビの比較にならないほど高い。
ハンニバル神速種よりはマシだが身軽で素早い。また固有の能力として「殺生石」を生成するというものがある。これは周囲に居るゴッドイーター達のHP上限を削る(間近に居ると一瞬で残り1まで持っていかれる)という反則的な効果を持ち、しかも自分のみならず他のアラガミの居る場所にも出現させてくる。初戦闘でこれを破壊できると思って近接攻撃を当て続けたプレイヤーは多い。
もともと一定時間で消えるよう設定されていたが、あまりにも凶悪すぎたためかRBにて出現時間が大幅に短縮された。
配置如何では戦場を大幅に狭められ、殺生石の効果が及ばずとも窮地に追い込まれる事にも。特にレーダーやMAPに映らないアバドンが居る時に使われた時には殊更危険。またHP上限を削る手前、体力回復剤では回復できず体力増加剤の方を必要とする。あるいはいっそ自滅して仲間に蘇生してもらうのも一手。
この殺生石の生成は攻撃・結合崩壊・スタングレネードによる怯みでキャンセル可能だが、前者2つによる妨害を狙ってやるのはほぼ不可能。またグレネードによるものでも結合崩壊での怒り直前や起き上がりに合わせてのタイミングを覚えていないと非常にシビアであり、通常の怒りに合わせるのもほぼ不可能。
瀕死になるとドーム状の攻撃判定を発生させながら長射程の極太回転ビームと尻尾からの拡散ビームをばらまく通称「マガツドーム」と呼ばれる攻撃を繰り出してくる。
どの攻撃もドーム端付近で待機していれば当たらないため、人間のプレイヤーからすれば攻撃終了後に合わせてのチャージ捕食や、一部の変態はドームを利用してラストリベンジャーを当てまくるなど半ばチャンスタイムである。
余談
その固有の能力や専用BGMから多くのプレイヤーにとってトラウマ物の存在と化しているが、しかし捕食に行く姿が可愛いと言う人もいる。なお毛は剛毛らしい。
また、非戦闘状態での歩行モーションは非常に優雅。