バトルアスリーテス大運動会
ばとるあすりーてすだいうんどうかい
登場人物
ゲーム版1作目
最初に発表された作品。SSとPS、およびWin版で発売されたが、規制の為、一部CGが異なる。(SS版の方が規制が緩い。)
舞台は南極訓練校。
プレイヤーはヒロイン『神崎あかり』の専属教官となってトレーニングを施し、彼女を最終試験で上位入賞させ、大学衛星合格を目指すのが目的の育成シュミレーションゲーム。
…というのは建前で、ぶっちゃけ「ブルマ姿のヒロイン達が運動している姿をいやらしいアングルから眺める」のが目的のギャルゲー。
ブルマCG率が異様に高く、そのバリエーションも豊富。クオリティも高く、下手なエロゲーよりエロい。
ブルマゲーとしてはギャルゲーの中でも間違いなく1,2位を争う作品。
後にスポ根路線に進むとは思いもしないような内容である。
ちなみに運動着が普通のブルマに一番近いデザインの作品でもある。
ゲーム版2作目
タイトルは『バトルアスリーテス大運動会2』。
前作とは違い、アクションレースゲームとなっている。
舞台は大学衛星。登場キャラは1作目とほぼ同じ。
ストーリーは前作をはじめ、他のどのメディアの作品とも繋がっておらず、完全に独立したストーリーとなっている。
運動着のデザインはブルマに近いが、派手になっている。
OVA
全6話。
ストーリー的にはゲーム版1作目から一応それほど違和感無く繋がる。
キャラクターは主人公と一部を除き、ゲーム版からほぼ一新。
大学衛星を舞台に、主人公、神崎あかりがクリス・クリストファやアンナ・レスピーギらチームメイトと共に過酷な訓練を乗り越え、大運動会に出場し、宇宙撫子になるまでを描く。
前半は比較的明るいギャグ展開が多かったが、後半はシリアスなスポ根ものに変化する。
運動着はレオタードの上に体操服の上を着たようなデザインになっている。
漫画
全4巻。著者は中野友貴。
基本的にゲーム版1作目とOVA版をあわせたようなストーリーと設定だが、ところどころオリジナル設定やオリジナル展開が入る。
漫画媒体という事で、最も露骨なエロ描写が多い。
運動着は南極訓練校編がゲーム1作目、大学衛星編がOVAと同じデザインとなっている。
TVアニメ
全26話。
他メディアと設定が最も異なる作品。
ゲームとOVAを繋げてアレンジしたような内容で、ほぼ全キャラが登場する。
南極訓練校編、大学衛星編、超運動会編からなる。
ところどころギャグ回が入るものの、メインストーリーは非情にシリアスで、鬱展開も多く、スポ根モノとしても見応えがあり、他のメディアに比べ、女性ファンも多い。
超運動会編はそれまでのシリアス路線から一転、リタイヤキャラが多数復活し、お祭り的な明るいギャグ路線へと戻ったが、脚本家の倉田英之氏によれば「これが本来の大運動会」とのこと。
体操着は南極訓練校編のものはOVA版のようなレオタードタイプだが、細部のデザインやカラーリングが違う。
大学衛星編もレオタードタイプだが、上着のデザインが両肩を露出し、袖口の絞りが無いものになっている。
ライトノベル
全4巻+外伝2巻。著者は倉田英之。(外伝は複数作家)
他メディアとストーリーが最も異なる作品。
南極訓練校編、大学衛星編からなるが、特に大学衛星編では途中、一時的に主人公が柳田一乃に交代し、新キャラも多数登場、他メディアとはまったく異なるストーリー展開となる。
TV版以上にシリアスな展開が魅力。
また、他のメディアでは省かれがちだった努力描写もしっかり描かれ、スポ根モノとしても完成度が高い。
その反動か、外伝では本来のコメディタッチに戻っている。
運動着は南極訓練校編がゲーム1作目、大学衛星編がOVAと同じデザインとなっているが、学年ごとに細部が違う為、柳田一乃らの大学衛星編の運動着はラノベ版オリジナルとなっている。