概要
ジェノザウラーを格闘戦に特化させた機体。背面にはロングレンジパルスレーザーライフルに代わり、特殊チタン合金で作られた巨大な盾「フリーラウンドシールド」とその内に中型ゾイドを一撃で破壊する力を持った鋏「エクスブレイカー」を装備した「ブレイカーユニット」を装備している。大型の可変式スラスターも装備されており、短時間の低空飛行と長距離ジャンプも可能になった。また背部に装備されたサブジェネレーターである「荷電粒子コンバーター」により荷電粒子砲の出力が三割向上し、連続発射可能となった。スラスターとの兼用で移動中や空中での荷電粒子砲の発射も可能だが撃つには機体を動かしながら前後方向のベクトルを調節しバランスを取る天才的な操縦技術が要求される。素体のジェノザウラーにも内包する力を引き出すために各部を徹底的に見直した上で新オーガノイドシステムを設定。攻撃力・防御力・機動性はブレードライガーを凌駕する。
新規もしくは追加武装は頭部の「レーザーチャージングブレード」。脚部に追加された「ウェポンバインダー」。
数々の強化改造により大幅な強化を果たすが、ジェノザウラーよりさらに操作性が劣悪なものと化し、現存するゾイドの中で最も扱いが難しくエースパイロットでも乗りこなせるものは一握りと言われるほど。
アニメ第一期では、バンのライバルであるレイヴンの第三の搭乗機として、その強さを見せつけた。