「お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな」とは『遊戯王ARC-V』第127話「リバイバル・ゼロ」に登場したセリフである。
セリフが使われた状況
赤馬零王は4つの次元を一つに統合するため、部下の研究者であるドクトルに命令して柚子シリーズを一か所に移動させた。
そこに榊遊矢が到着。父である榊遊勝と再開した喜びも束の間、ドクトルは柚子シリーズを操り遊矢にデュエルを仕掛けようとする。
寄生虫を使って他人を操る力を持つドクトルは、以前にセレナと黒咲瑠璃を遊矢と戦わせて敗北したことに加えて、遊矢にも仕込んだはずの寄生虫が謎の力で駆除されてしまった原因を追究しようとしたのである。
しかし、赤馬零王がそれを制した。
赤馬零王『控えろドクトル。お前ごときが榊遊矢に勝てると思うな』
ドクトル『勝てない!?あなたはこの天才科学者ドクトルに不可能があるというのですか?僭越ながら私の頭脳はアカデミア一であると自負しております。私がパラサイト・フュージョナーを開発したのはリアルソリッドビジョンの可能性を追求するため…あなたも同じ科学者ならおわかりになるはず。そこに挑戦すべき研究テーマがあるならどこまでも突き詰めてみたいと思うのが…』
赤馬零王『そうだ。私もかつて同じことをした。自分の興味の赴くままリアルソリッドビジョンに命を与えようと…その結果、悪魔の誕生に手を貸してしまった。君の考えは危険だ』
赤馬零王は冷徹にもデュエルの機会すら与えずドクトルをカード化してしまった。
同時に柚子シリーズの洗脳も解かれ、赤馬零王はその場で自らの思想を語り始めた…