イオリア・シュヘンベルグ
いおりあしゅへんべるぐ
イオリア・シュヘンベルグとは、機動戦士ガンダム00の登場人物。
CV:大塚周夫(TV版)、磯部勉(劇場版)
概要
私設武装組織「ソレスタルビーイング」の創設者。西暦2051年生まれ。
機動戦士ガンダム00『1st』本編の時代から、200年以上前の21世紀末の人物で、
量子コンピューター「ヴェーダ」や「イノベイド」、「GNドライヴ」の基礎理論を確立させた稀代の天才科学者。
一般的には太陽光発電システムの基礎理論を提唱した、歴史上の人物として知られている。
『1st』
西暦2307年、全世界に向けて発せられたビデオメッセージによって、CBの存在を知らしめ、
「武力による戦争の根絶」という目的を掲げ、世界中の全戦争行為に対する武力介入を宣言した。
イオリア自身は月面に隠されたヴェーダの施設で、コールドスリープで眠っていたが、リボンズによってヴェーダが掌握されたことでカプセルが姿を現し、アレハンドロによって殺害されてしまった。しかし、イオリアは計画を歪める者が現れることも予想しており、システムトラップが発動し、「トランザムシステム」の封印が解かれ、プトレマイオスチームには、自らの意思で平和のために戦うよう伝えている。
『2nd』
終盤で、ヴェーダと一体化したティエリアにより、イオリア計画の全貌が明らかにされている。その内容は「CBの武力介入によって世界の統合を促し、人類の意思を統一させ、争いの火種を抱えたままに外宇宙へ進出することを阻止する」というもので、いずれ巡り合うであろう異種との対話に備え、人類を変革させるためのものであった。
『劇場版』
西暦2091年に、40歳時のイオリアがE・A・レイという青年とイオリア計画について会話をする描写がある。