天と地と
てんとちと
海音寺潮五郎の歴史小説およびそれを原作とする映像作品。
概要
海音寺潮五郎が1960年から1962年にかけて週刊朝日に連載した、上杉謙信の誕生から武田信玄との一騎打ちを行った第四次川中島の戦いまでを描いた歴史小説。
謙信が成人する前に母親と死別したり、父・長尾為景の死因が戦死と断定されたり、現在確認されている史実と異なる記述がある。
なお、川中島の戦いを描いているにも拘らず武田軍の山本勘助が登場しないのは勘助の活躍が描かれた「甲陽軍鑑」の史料価値を疑問視し、勘助を架空の人物とする学説を海音寺が支持していた為である。
関連タグ
SD戦国伝:上杉謙信と武田信玄をモチーフにした謙信頑駄無と信玄頑駄無が登場する。