概要
桂正和によるSF漫画作品、及びこれを原作としたアニメである。
正式タイトルは「D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜」
『週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1993年36・37合併号から1994年29号まで全42話で連載。単行本はジャンプ・コミックスより全5巻。
連載期間は10ヶ月弱と、事実上の打ち切り作品であったにも関わらず、テレビアニメ化とOVA化もされた。
あらすじ
DNAが人に無意識の行動指令を与えることが解明され、DNAの書き換えによって人の行動を制御する技術が確立された、63年後の未来。63年後の未来は人口増加により、子供を2人以上作ったら死刑という法律が作られるほどの人口過密に悩まされていた。そんな時代に、女性を虜にするDNAの持ち主メガプレイボーイ(以下、メガプレ)が法の隙間をすり抜ける形で100人以上の女性相手に1人ずつ子供を残していることが発覚する。メガプレDNAを受け継いだ子孫たちにより人口増加に拍車がかかることを危惧した政府は、メガプレの存在を未然のうちに無かったこととすることを決定。“DNAオペレーター”葵かりんを過去の時代に派遣し、最初のメガプレDNAの持ち主である男のDNAを書き換えることにした。
主な登場人物
桃生 純太(ももなり じゅんた)
声 - 難波圭一
私立歩駒(ふこま)高校に通う16歳。実家は時計店を営んでいる。血液型はO型。
後にメガプレイボーイ(メガプレ)と呼ばれる男であり、かりんの未来では100人以上の子供を作った大迷惑者として扱われている。それは後の話で、女性アレルギーに悩まされている。
葵 かりん(あおい かりん)
声 - 冨永みーな
未来から来たDNAオペレーター。