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チェリー(煙草)の編集履歴

2019-06-29 15:29:49 バージョン

チェリー(煙草)

ちぇりー

かつてJTが製造、販売していたタバコである。

概要

チェリーとは、専売公社→日本たばこ産業(JT)が製造、販売していた紙巻き煙草である。


東日本大震災の際に工場が被災したため、2011年5月12日に廃盤となった。


1904年発売の初代チェリーと、1970年発売の二代目チェリーがあり、両者は全く別のタバコである。


初代チェリー

1904年7月1日に官製煙草として発売。

バージニア葉を中心としたバージニアブレンドのタバコであった。

戦時中も「桜」として販売されていた。


なお、「風立ちぬ」の堀越二郎がこのタバコを愛飲している。


喫味

バージニアブレンドのためタバコ本来の味が強かったそうである。甘い味がしたとも言われている。


二代目チェリー

1970年に日本専売公社から発売。先代とは異なりフィルター付き。

パッケージデザインは先代から引き継ごうとするも比較調査の結果、変更となった(背景色が変わったのみだが)。

また、葉のブレンドも変わり、日本初のアメリカンブレンドとなった。一時期日本で売れているタバコであったが、1975年ごろから同時期にデビューしたセブンスターに押されるようになり、さらに1977年にマイルドセブン(現メビウス)が発売されるとこれに取って代わられる形で売り上げを落とした。末期の頃には店頭に置いていない事も多かった。


喫味

香料が加えられており、苦いがフルーティーな味に仕立てられていた。ドライフルーツのような味とも評される。タール15mg、ニコチン1.1mgと重いタバコであるにも関わらず、すんなりと吸えてしまうタバコであったそうである。


後継銘柄

廃盤となったため、愛飲者にとって問題となっていた。

候補としては、

セブンスター

ハイライト

ホープ

がある。


別名・表記揺れ

CHERRY


関連タグ

煙草

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