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二色蝶の編集履歴

2019-06-29 23:19:33 バージョン

二色蝶

にいるちょう

同人サークル『凋叶棕』による東方Projectのボーカルアレンジ曲。

概要

『二色蝶』とは、同人サークル『凋叶棕』による東方Projectのボーカルアレンジ。


アルバム徒(いたずら)
サークル凋叶棕
Vocal中恵光城
LyricRD-Sounds
ArrangeRD-Sounds
原曲二色蓮花蝶 ~ Ancients

解釈としては恐らく、妖怪に襲われた村人(もしくは幻想郷へ迷い込んだ人間)が博麗の巫女に助けられ、その振るわれる『博麗の巫女としての力』に恋をした話である。


歌詞

生きているならば、一度はきっと。

その命、危機に曝されもするだろう。

そう、生きるということは、気紛れなもので、

時に、全ては、意外なほど呆気無い。



生きているならば、その身をきっと。

餌食として狙うものも居るだろう。

そして、哀れながら、狙われたものは、

その力では、抗う術を持たない。



思えば、意味のない生涯(いのち)。

永らえても、望みなどなくば。

これが、この身の定めと、唯々受け容れよう。



―これまで、と、覚悟の刹那。

視界に広がった光景(けしき)は、



紅く、白く、妖しく、烈しく、そして、強靭(つよ)く。




舞う、二色の蝶。




宛ら、

―忘我。

それが、幻の果てなる、徒花。



―萌芽。

匂い立つように、ひらりひらりと。



―散華。

留まる全ての花を散らすように。



―蓮花。

重なる姿に何を見たか。




空の昏さを閉じ込めた瞳で、

永遠を揮う姿は何より美しく。

咎色の花を、はたと、祓らす、



その名さえ知らぬ、二色蝶。




生きているならば、一度はきっと。

その命、捧げたくもなるだろう。

だが、生きるということは、冷たいもので、

時に、全ては、意外なほど素っ気無い。



あゝせめて一目、一目と。

求めた姿の在る所以は、

我々(ひとなるもの)にはけして揮わぬ力の所作。



人の身で叶わぬのなら、

この身を堕とせばいいのだ、と。



再び、「あれ」と出逢うことが出来るのなら、




何をも厭わぬ。




ただただ、

―高雅。

其方(おまえ)は、幻に咲く、婀娜花(あだばな)。



―端雅。

この心のうちに、はらりはらりと。



―因果。

棄てた命に意味を与えたように。



―蓮花。

重なる姿に幻想(ゆめ)を見たか。




美しければそれでいいのだと、

あの姿のままで、永久に在れよと焦がれつつ。

咎色の花を、はらと、舞わす、



その名さえ知らぬ、二色蝶。




花を散らすのは、

其方(おまえ)が、望むことなのか?



其方(おまえ)も、そして咲かせるのか。

散らすだけでは、飽き足らず。



ならば、もとより捨てた命、せめて、花を咲かせよう。




そうして、

―開花。

この身は、幻の果ての、徒花。



―散我。

オマエが、忌むべきこの姿なら。



―奉我。

想いを吼える物怪(もの)を祓うように。



―蓮花。

この身を焼くことを今、願う。




さぁ、今再び、永遠を手に!

その全てを以って、この身をただの幻想(ゆめ)と帰せ。

咎色の花を、ざあと祓らせ、



その名さえ知らぬ、二色蝶。



終ぞ、その名さえ知らぬ、二色蝶。


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関連タグ

東方Project 東方楽曲 凋叶棕

二色蓮花蝶 博麗霊夢 蓬莱人形

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