百鬼夜行
ひゃっきやぎょう
妖怪が大行進すること。漫画・アニメでは「ひゃっきやこう」と言われる事が多いが、「ひゃっきやぎょう」が、正しいとされる。(妖怪の回を放送した歴史ヒストリアより)
百鬼夜行とは、深夜の町を鬼や妖怪などの異形の存在たちが徘徊すること、もしくはその集団の存在を指す言葉である。
もしそれを間近で見ると、その人は死んでしまう。
正月、2月子日、3月・4月午日、5月・6月巳日、7月・8月戌日、9月・10月未日、11月・12月辰日には百鬼夜行が起こるという。
「カタシハヤ、エカセニクリニ、タメルサケ、テエヒ、アシエヒ、ワレシコニケリ」という呪文を唱えると、百鬼夜行の害から避けられるらしい。
pixivにおける百鬼夜行タグ
その名の通り妖怪・鬼の行進するイラストに付いていたり、妖怪単品で描かれたイラストにも付いていたりする。
中でも行進の構成員がなんらかのモチーフを持っていることもある(水木しげるの描く妖怪画や、身の回りにあるものなど)。
また京極夏彦作品の「百鬼夜行」にもヒットする。
東方projectの登場キャラクター・伊吹萃香もまた、自身が分身(とも言える)能力を扱う鬼であると同時に「小さな百鬼夜行」の二つ名を持つため、検索時にヒットしやすい。
他にも同じく東方projectや、女神転生などの作品から人外キャラを並べた百鬼夜行も存在。
昔は恐れられていた百鬼夜行だが、夜の明るい現代の到底存在しえない幻想的な事象であり、絵を描く者にとっては魅力的な存在であるようだ。
なお、目立った
「みんなで妖怪絵を持ち寄って百鬼夜行をしようぜ!」