概要
アニマルライツが製作した「牛乳のひみつ」という漫画に登場する、おそらく乳牛の畜産業者と思われる男性キャラクターである。
ある朝目が覚めるとなぜか乳牛になり見知らぬ場所で繋がれていた主人公の女性が見ている前で、同じ様に繋がれている他の牛に向かって「邪魔だ」と怒声を浴びせながら、ゴ、と音が響くほどの一撃を拳で食らわせる。
そしてその光景に思わず声を上げた主人公へも「うるさい!」の怒声と共に、ゴッ、とさっき以上の一撃を…という問題行為を働いている人物なのだが・・・
アニマルライツとしては動物愛護の思想を広めるために書いたのだろうが、いろいろおかしい面がありネット上で関係各所から非難の声が上がり炎上した。
どんなところがおかしかったか
邪魔だゴッ太郎に関係する面だけ見ても
- そもそも牛はストレスに弱く、乳が出にくくなるようなことは普通ではしない。
- 人が600kgもある牛をぶん殴ってダメージを与えるのは厳しい。牛の頭部自体、ぶつけ合いの喧嘩に用いる武器兼防具として非常に頑強な構造をしており、下手をすれば人間の手の方が折れる。
- 牛に限らず動物に危害を加えたら敵意とみなしてくる為、逆に危害を与えた人間側が危ない。(闘牛でも闘牛士が負傷、あるいは死亡する事故の発生は珍しくない)
と、明らかに非現実的な描写が多く、上記の点からアニマルライツはかなり話を誇張しているか、完全なウソを書いたのではと疑われている。
こうした指摘が農業学校生や酪農家などの所謂専門家から出ていることも炎上を加速させており、酪農家への名誉毀損として全酪連への通報、対処を求める声も挙がっている。
なお、アニマルライツ側は「一部の業者の話」としつつも「実話」と主張しており、「このような残虐な方法で作られた牛乳は買ってはいけない」と結論付けている。
が、このアニマルライツという団体、過去に動物はあなたのごはんじゃないというスローガンを掲げてフォアグラ弁当を発売中止に追い込み、それを嬉々として語るなど典型的な過激派団体である。
また、漫画を描いた(と推測されている)作者もこれまた典型的な悪質なヴィーガンであり、上記の結論含めて作者の偏見が多大に混じっており信憑性は薄いといわれている。
なおこの作品は小説家になろうとは何の関係も無い。
関連項目
動物はあなたのごはんじゃない・・・過去に同じ団体が制作し、ネット上で「動物はおかずだ」などとネタにされた
ヴィーガン(ただし、全員が全員こんなのではないので注意)