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邪魔だゴッ太郎

じゃまだごったろう

NPO法人アニマルライツがTwitterに掲載した漫画「牛乳のひみつ」に登場したキャラクターのこと。○○太郎の流れでインターネットユーザーにつけられたあだ名である。トップ画はパロディーイラスト。
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概要

「アニマルライツ(動物の権利)」について活動している動物愛護団体「アニマルライツセンター」が、団体の関連サイトおよびTwitterに掲載した漫画「牛乳のひみつ」に登場する、男性キャラクターへの渾名。本項では「牛乳のひみつ」についても詳しく記述する。
小説家になろうの作品ではなく、何ら関係が事あるごとになろうの話題として出す人物もいる。(後述)
作者は「ベジ漫画 Natsumi」→作者のWEBサイト


作品のあらすじ

主人公はある朝目が覚めると、なぜか乳牛になり、見知らぬ場所で繋がれていた。脚にはコンクリートで擦れた傷があり、そこから覗く肉を啄もうとカラスがやってきた。主人公は狭い小屋の中、鎖に繋がれ硬い床で寝かせられる劣悪な環境に驚き、悲しむのであった。
翌朝、飼育員らしき男が小屋にやってくる。同じ様に繋がれている他の牛に向かって「邪魔だ」と怒声を浴びせながら、ゴ、と音が響くほどの一撃を拳で食らわせる男。
自由を奪われたまま一方的に暴力を振るわれる、その光景に思わず声を上げた主人公。しかし、そんな主人公にも男は「うるさい!」の怒声と共に、ゴッ、とさっき以上の一撃を与える…というところで目が覚めた。これは夢だったのだ。
同じ日本のどこかで、今も牛たちは苦しんでいるのだ…そう考えた主人公は、スーパーでいつもの牛乳ではなく豆乳を手に取るのであった。
私達には 選択肢があります 牛に優しい 選択肢を

内容についての批判

アニマルライツセンターとしては、動物愛護の思想をわかりやすく広めるためにこの漫画を掲載したと思われる。しかし、その割におかしな描写が多々見られ、ネット上で関係各所から非難の声が上がり炎上した。

具体的な指摘

  • そもそも牛はストレスに弱く、些細な怪我やちょっとしたトラブルでも肉質・乳質に悪影響を及ぼしたり、乳が出にくくなったりする恐れがあるため、繊細で丁重な扱いが要求される。牛乳は酪農業者にとって収入を得るための大切な商品であり、この漫画のようなことは普通ではしない。
  • 牛だけではなく、家畜をコンクリートに直で寝かせるようなことはまずない。理由は当然「怪我を防ぐため」である。
  • 牛の首にかけられている枷(スタンチョン)は、牛の体に苦痛を与えるためにしているのではなく餌を食べる場所を固定して、一頭一頭の健康管理をしやすくするというものである。いわゆる「繋ぎ牛舎」では珍しいものではない。また牛の中には特定の個体をいじめる者もいるため、その個体同士を離して繋ぐことでストレス軽減する効果もある。
  • 人が600kgもある牛をぶん殴ってダメージを与えるのは厳しい。牛の頭部自体、ぶつけ合いの喧嘩に用いる武器兼防具として非常に頑強な構造をしており、下手をすれば人間の手の方が折れる。
  • これに関連し、「牛殺し」といえば空手家・大山倍達の逸話として有名であるが、後年当人は「手刀で角を折って組み伏せるのがやっとだった」と語っている。また映像として残っている対決シーンでは角をつかんだ状態で牛の突進を渾身の力で押さえつけ、どうにか組み伏せている。つまり素手の一撃で牛にダメージを与えられる飼育員は最大トーナメントに出るべき逸材ともいえる。
  • またの話になるが、正道会館の創始者・空手家の石井和義氏は若い頃、修行のため殺生する覚悟を固めた上で心の中で謝罪しながら、バイト先の養豚場にいた豚の頭に正拳突きを何発も見舞ったが、豚は全く反応せず餌を食べ続けたという。ちなみに、豚も先祖であるイノシシ譲りの突進力や咬合力、悪食さとタフさを併せ持つため、怒らせると非常に危険である。
  • 牛や豚に限らず、動物は危害を加えられると相手を敵と見做し、時と場合によってはこちらの予想を越えた力で襲ってくるため逆に人間側が危ない。前述の通り牛の頭部は非常に重く、頑強なため、牛にとっては「やめてよ」と頭を振っただけのつもりが、人間にとっては大人を吹っ飛ばすほどの会心の一撃になりかねない(闘牛でも牛に逆襲されて闘牛士が負傷、あるいは死亡する事故の発生は珍しくない)。安全管理が徹底した牧場でも、牛がちょっとしたきっかけで大きな動きをしてしまうことはあり、そういった意味で危険は同じである。
  • 加えて、牛を怒らせて暴れられた場合、人間ひとりの力では抑えることなど到底無理な話であり、人的な被害や牧場施設(牧柵や牛舎など)の破壊、脱走などの副次的な損害も容易に発生しうる。つまり、畜産業者からすれば「邪魔だから」と牛をぶん殴って得することなぞ一つも無いのである。

以上の事のようにツッコミどころ満載な描写が多く、男(ゴッ太郎)のしたことは畜産業者にとって自殺行為も同然な為「実は飼育員ではなく、牛舎に侵入した牛泥棒」「(牛舎の環境が悪いので)牛舎から牛を盗んできて勝手に飼育している」説すら浮上している。
仮に畜産業者だったとしても、アニマルライツはかなり話を誇張しているか、完全なウソを書いたのではと疑われている。少なくとも、たった4ページの漫画でこれほどの問題点が見受けられる時点で、乳牛の生態や現代の畜産業界をまともに理解した上で描写していないのは確かである。
仮に「牛をわざわざ通行の邪魔になる場所に固定して繋ぎ飼いし、商品価値が下がることを厭わずに怪我や病気を放置し、様々な危険性を無視してブン殴る飼育員が働く牧場」が実在するならば、それは動物愛護管理法違反という立派な犯罪であり、他の酪農家にとっても無視するわけにはいかない存在である。
改善や社会的制裁を求めるなら堂々と名前を出して糾弾すればいいものを、アニマルライツは何故か「固有名詞は公開はできません」としている。つまり、非実在の団体をでっち上げ、彼らに都合の良い形でサンドバッグにしようとしているのでは?という指摘がある。

作品への指摘が、農業学校生や酪農家などの専門家から出ていることも炎上を加速させており、酪農家、ひいては畜産業全体への名誉毀損として全酪連への通報、対処を求める声も挙がっている。

しかし、アニマルライツ側は「すべての農家が同じとは考えていません」と、あくまで「これは悪例である」としている。しかし、この漫画を「実話」と主張しており、「このような残虐な方法で作られた牛乳は買ってはいけない」と結論付けている。一部の酪農家が起こした行為であるのなら何故牛乳自体を不買する必要があるのか、発言と内容に矛盾が生じている。
だがこのアニマルライツという団体、過去に「動物はあなたのごはんじゃない」というスローガンを掲げてフォアグラ弁当を発売中止に追い込み、それを嬉々として語るなど典型的な過激派団体である。

また、漫画を描いた作者に非難が殺到するも、「あなたが止められないのは、味覚のオナニー。」「あなたの体は、動物の墓場だよ。」と下品な言葉で反論。この発言が火に油を注ぐ(と同時にネタにされる)事態となり、後にアカウントを一時非公開にした。この作者もこれまた典型的な悪質なヴィーガンであり、上記の結論の他にも毛皮産業や食肉・動物由来の食品に対する作者の偏見が多大に混じった漫画も多数描いている事から、漫画の信憑性は薄いと思われる。


動物を愛護したいのならば、そのためにまず対象となる動物や、それに関わる人間、彼らの過ごす環境について正しい知識を身につけてから活動するべきである。この漫画の作者、そしてこれを掲載したアニマルライツセンターは、今現在畜産の現場で働く人や、そこで適切に管理されている動物たち、生産されたものを加工し、販売している人、そしてそれを購入し、消費している人に対して、あまりに無責任な行動をとったといえる。

邪魔だゴッ太郎そのものについて

由来は「邪魔だ!」という台詞と、「ゴ」または「ゴッ」という牛を殴りつける時の擬音から。「太郎」については「○○太郎」を参照のこと。
帽子に作業服が特徴。口元だけが描かれており、表情はわからない。先述の通り牛を殴りつけても平然としていることから、腕っぷしが非常に強いことがわかる。彼が近づいてくるシーンのコマで牛が怯えていることから、日常的に暴力を振るっている可能性がある。
読者から指摘されている通り、とても畜産(今作の場合は酪農)に関わる者としてはありえない言動が目立つ。

小説家になろうとの関係について

一切関係がない。
強いて言うのであれば、当時は蔑称をつける際、○○太郎という名称を作品内容や設定、展開などすら関係なくつける行為が流行っていた事が考えられる。
これはあくあでもネット上の一部によるネットスラングである上、元々の○○太郎が蔑称的意味をもつものである為、話題に出すのには注意が必要である。

pixiv利用規約における規定について

pixivの利用規約には、蔑称等の記事を作成する事は禁止されている。
この「牛乳のひみつ」が公開されていた当時(というか現在でも)「○○太郎」を揶揄、侮蔑する目的で使われているため(→スマホ太郎など)、蔑称的な意味合いが強いのではないかという意見もある。
(そもそも作品への愛称にわざわざ蔑称であるものに即した名称をつけるかどうかという事は疑問だが)
そのため、作品タイトルである「牛乳のひみつ」の記事を作り内容を写したほうがよいだろう。

関連項目

畜産 酪農  牛乳  

動物はあなたのごはんじゃない・・・過去に同じ団体が制作し、ネット上で「動物はおかずだ」などとネタにされた
ヴィーガン…ヴィーガンそのものはベジタリアンの一種。今回の件とは特に関係ないが、アニマルライツセンターが動物愛護の一環としてヴィーガニズムを掲げている。
動物愛護・・・というよりは、むしろ動物愛誤

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