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イキリ鯖太郎

いきりさばたろう

スマートフォン向けRPG『Fate/GrandOrder』(FGO)の「藤丸立香」に対する蔑称。
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この記事には、Fate/GrandOrderの主人公、ひいては作品そのものに対しての暴言が含まれます。

概要

イキリ鯖太郎とは、Fate/GrandOrderの主人公、またはFGOプレイヤーを揶揄する蔑称(通称)である。
「鯖」はおそらく「"サーヴァ"ント=鯖」から来たものと思われる。

つまりFGOの主人公はサーヴァントに代わりに戦ってもらっているくせに、周りからやたら持ち上げられる、○○太郎同様のイキッた存在であるというのが「イキリ鯖太郎」の意味である。

この単語が広まった経緯

TVアニメ絶対魔獣戦線バビロニア第1話放送後にネット掲示板やsnsで「イキり鯖太郎」というワードが呟かれ、なんでも実況Jに建てられた「【悲報】FGOの主人公さん、イキり鯖太郎だった...」というスレッドを複数のまとめサイトが記事として取り上げ、それがSNSによって拡散されたことが発端と考えられている。

これに対しFGOプレイヤーや視聴者から批判が沸き上がり、掲示板や動画サイトなどで論争に発展。それが拡散し取り上げられ、結果多くの人に周知されるようになった。

イキリ鯖太郎と呼ばれる原因

  • シナリオごとにライターが異なるため主人公の人物像か一致しないためか、主人公がキャラクターに対する不謹慎な発言や蔑称で呼ぶ選択肢が存在したり、主人公が他のキャラクターから不自然に賞賛されるという展開が多発した事。
  • 物事の「善悪」という、多人数が議論すれば必ず反論が起こる難しいものをテーマの一つにしている作品である事。
  • 原作内での発言やユーザーが作中のキャラクターを蔑称で呼ぶようなことが型月作品内ではネタとして存在しており、それらはいいのに今回だけは許さないのはおかしいという意見
  • 戦闘能力を持たない主人公のため、ヒロインを盾にしている、または身の丈に合わない活躍をしている風に見えるという意見(実際どうかではなく、そのように一見して見えるという印象)。
  • 作中の某人物が本蔑称と同じ感想を口にした事
  • 元々問題視されたり嘲笑されることの多かった、「傲慢で威圧的な主人公が特定のキャラクターを貶める」「主人公がやたらと周囲から評価される」という描写をする二次創作とその作者、そのような発言をするユーザーの増加などが考えられ、プレイヤーがイキリ鯖太郎と言う声もある。


また、イキリ鯖太郎と呼ぶ人が増え始めた際、なろう系の蔑称に多く見られる「○○太郎」と同列に並べられた事に憤慨したことや「○○のキャラだって鯖太郎と同じ」などという意見を言い始めた人もいた。

それに対して「自分達(FGOプレイヤー)がバカにされるのは許さないが、なろう系をバカにするのは許されるのか?」「FGO主人公を擁護する為に他作品を貶めるな」などという反発も巻き起こった。
この蔑称が爆発的に広まった原因の一つはこれであると言えよう。


とはいえ、イキリ鯖太郎という蔑称はアニメが始まった途端に言われ始めたため、原作などの問題点は後付けの理由であり一部の悪意あるユーザーや悪質なまとめサイトなどの冷笑・嘲笑・煽り目的での発言であるという意見もある。
しかしこの呼称に過剰反応してしまい「お前らに世界が救えるの?」などと言った原作主人公を笠に着て批判し、まさに○○太郎のようにイキりだす(ように見える)プレイヤーなども出てきてしまった。

結果、上記のような原作の問題点なども掘り返されて、より大きく燃え広がり論争になってしまった。そして次第に作品を盾にイキっているユーザーや作品全体を指すものとしての意味も含みつつある。

いずれにせよ、ここまで大きく広がってしまったのは、一部FGOプレイヤーが過剰に反応してしまったためである。
こうしたファンの根強い作品が大きく取り沙汰されるSNSでは、個人から有名絵師までが、少しの否定的意見(周回がきつい、ガチャが渋いなどの低レベルなもの)などを目にしただけでリムーブ、ブロックされたなどという話を、界隈にいたものならば一度は目にしただろう。

このため、FGO界隈では「否定はほぼ許されず、辛うじて(公式もネタにしている)ガチャの渋さや爆死、マラソンなどについてなら言及程度は良い」というような論調が定着していた。
結果、これらが長年に渡り続いたことで、FGOユーザーは「極端な作品への称賛的執着と、否定的意見への著しい耐性の無さ」を両立させてしまったと思われる。

今回の騒動においては、上述したような内輪性の高いコミュニティが継続した結果として、過去の「否定意見の排斥」という成功体験を積み重ねていた過激派ユーザー層が、今回のイキリ鯖太郎にも同様の手法(否定意見の排斥、無闇矢鱈な否定意見への反論)を重ねているのが延焼の最大の原因であると考察できる。

これはコミュニティ内、ゲーム内でならユーザー間のトラブルとして圧倒的多数であったファン層で排他的ともいえる自治行為が可能だったのに対して、アニメというマルチなメディアミックス展開により幅広い層が流入し意見を交わす場でこれらの行為を行ったためである。

そもそも全ての人間に受け入れられる作品は存在しないという現実を無視し、徹底排除すれば肯定意見のみになるという方法論を延々と繰り返した結果が、他の太郎ネタとは一線を画した炎上につながったと言えるだろう。

外部リンク


関連タグ

Fateシリーズ Fate/GrandOrder

  • スマホ太郎:最初に○○太郎と呼ばれるようになった主人公
  • イキリツカ:FGO第二部第1章辺りで増えたイキリ創作を指す単語。二次創作ではU-1やスパシン、Hachimanなどのメアリースー系の単語として型月作品でもSHIKI、EMIYA、SHIROU、ZABIKOなどと呼ばれるものが流行っており系統としてはそれらの後継だといえる。
  • ネット流行語100:2019年の単語の一つにノミネート。奇しくも前年の藤丸立香と同じ55位であった。

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