概要
以下、解説にアンチ表現が含まれます。 |
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当初は『異世界はスマートフォンとともに。(いせスマ)』の主人公「望月冬夜」に対する蔑称として用いられ、その後作品全体を指す用例も増えていった。
基本的に作品を貶める目的でのみ使用され、純粋なファンはまず用いない。
そのため関連作品へのタグ付けなども非推奨である。
由来
2ちゃんねるのアニメ板に立てられたスレッド「異世界はスマートフォンとともに。そしてその5 [無断転載禁止]©2ch.net」で交わされた以下のやり取りに端を発する。
>496 風の谷の名無しさん@実況は実況板で@無断転載は禁止 (ワッチョイ bfc1-KArU) 2017/07/21(金) 16:33:56.50 ID:TUlmDpFx0
>そういえばまだ主人公の名前を覚えてなかった事に気が付いた
>497 風の谷の名無しさん@実況は実況板で@無断転載は禁止 (ササクッテロル Sp1b-5fVZ) 2017/07/21(金) 16:34:59.58 ID:GKlBt2Wxp
>>>496
>確かスマホ太郎だったはず
ここから「名前を覚える必要も無い」という意味を込めて「スマホ太郎」と呼ばれることとなったのである。
とは言え、このやり取りは同作がアニメ化され、さらに相当時間経過した後のものである。
かなり突発的な思い付きの愉快犯であった可能性が高く、本来であれば内輪ネタとしてもごく局地的な使用に終わるはずの単語であった。
ところが、『いせスマ』が所謂「なろう系」の代表作としてまとめサイト等で盛んに取り上げられたこと、アニメの脚本の出来がお粗末でツッコミどころ満載だったこと(原作小説ではちゃんと説明されている部分が説明されていない等)、それ故にネタにされMAD素材としてアニメ系のコミュニティ全般で広く流行したことから、不運に不運が重なり作品と共にこの単語も盛んに拡散されてしまう。
それにより信者/アンチの垣根を越えて使用者が増えてゆき、単なる作品の略称の一つと捉える者から「なろう系」や「クソアニメ」そのものの代名詞と捉える者まで、各人が思い思いの用法で濫用するという事態が発生するに至った。
しまいにアニメの垣根すら越えてゲーム等にも「とりあえず太郎」のアンチ書き込みがなされるようになり、何太郎にするかの大喜利と化した。
関連項目
異世界オルガ:MADブームの火付け役。無駄にクオリティが高い。
異世界喰滅のサメ:タローン・ナローケという「太郎呼ばわりされたなろう系主人公」を揶揄したキャラが登場するが、問題視されたのか登場回が未公開となった後にパロディを控えめにした修正版が公開された。それで懲りなかったのかスマーン・ナローケというキャラも登場した。