乳上とは、「父上」と「乳」による“かばん語”。
アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕/オルタのファンからの通称である。
別の側面であるアルトリア・ペンドラゴン(ランサー)を指して使われることもある。
また、両者を区別するため、ランサーアルトリア(オルタ)を「下乳上」、アルトリア(ランサー)を「上乳上」と呼ぶことも。
「下」や「上」は、もちろん、露出している部分を指している。
概説
セイバーことアルトリア・ペンドラゴンのスタイルと言えば、「小柄だが均整のとれた慎ましやかな体格」というのが通例であった。
ところが、『Fate/GrandOrder』でメインシナリオ第1部第四章の終盤、いわゆるボスラッシュの一体として召喚された際、マスターたちの多くはその姿に度肝を抜かれた。
【ランサーアルトリア←|→セイバーオルタ】
ご覧の通り、大変ご立派な状態になっていたのだ。
あまりの育ちぶりにファンの間でも物議を醸してしまったほど。
ただ、プロフィール欄には……
- ランサー時の体重ないし体型には諸説が存在する
- 異説によれば、ランサーとして現界した際、騎士王は生前と「一部」異なる姿になるという。聖剣と鞘ならず聖槍を所有しているが故に不老の肉体の「一部」が成長しているとも、槍の魔力が肉体の「一部」を成長させているとも――
……と、一応のフォローが成されているため、絵師や開発スタッフの暴走等ではなく、しっかり公式設定として巨乳となった理由についてアナウンスがなされている。また、デザインの決定自体にはキャラクターデザインを担当する石田あきら氏が武内崇氏との打ち合わせで胸の大きさはどうしようかと相談したところ「意外と育つ子」だったと決定した経緯がある。
しかし、それでも「(青/黒/百合)セイバーといえばちっぱいだろ、JKッッ!!」という熱烈なファンからはあまり好意的に受け入れられていない傾向もある。
が、「これはこれで」と受け入れられている側面もある。主に巨乳派な方々から。
なおネーミングはモードレッドのアルトリアへの呼称「父上」にかけたもの。
また後に登場した白い方との差異から下乳上と呼ばれることもある。あちらは上乳上。
そして2016年のバレンタインイベントでは、散々前置きを並べたうえで胸の谷間にチョコレートを挟んでいたものを主人公に渡すという、女性サーヴァントでも一二を争うあざといプレゼント法を決行している。
モーさんが泣くぞ……
さらに同年度の空の境界コラボイベントでは、両儀式との間で主に胸についてのやりとりがあり、さらには怪奇乳出し馬女の異名をつけられた。
次に登場した2016年のイベント『星の三蔵ちゃん天竺へ行く』では、ついに爆乳 → 牛 により牛魔王役にされることに。
彼女をイメージイラストにした概念礼装『九首牛魔羅王』のフレーバーテキストにも 【うむ。紛うことなき猛牛である。ほら。特に。どこかが。】 と、思いっきりセクハラネタをかまされてしまっている。
ストーリークエスト登場時にもわざわざ胸元にカメラが寄っていくという、どう考えてもアウトな演出が入った。
ちなみに紅孩児は普通に息子?さんだったが、奥さん役のほうは…………
関連タグ
空耳:「十三の牙」が象さんの牙と聞こえてしまうため、ニコニコ動画などではネタにされる。
無言/シュール:本作のバーサーク・サーヴァントは狂化を掛けられても意思疎通は可能であり、彼女が四章で一言も発しなかったのは息子を前にして複雑な感情を抱いていたからではないかと考えられる。
乳王:こちらは白い方の槍トリア。彼女も乳上と呼ばれることがある。
クレヨンしんちゃん:原作漫画の子連れ狼のパロディ『家族連れ狼』で、しんのすけがひろしを「乳上」と呼び、みさえに「父上でしょ」とツッコまれるシーンがある。(年代的に言えばこちらの方が先)