概要
主にプリントアウトした絵やフィギュア等の素材に、コラージュ・切り裂き・ペンキ塗布・水掛け・溶融・靴で踏みつける等の加工を行い販売する商業美術集団。
芸術・サブカルチャー・ネット企業方面に幅広い人脈を築いて現代アートの旗手と持ち上げられ、莫大な利益を上げて法人化も間近であったが、素材の盗用(pixiv投稿絵も被害に)や「カオス*ラウンジ宣言」等の問題が表面化して支援者も離反しつつある。
pixivとの関係
中心人物3名は元pixiv会員であり、メンバーや展示会出展者をpixiv上で募っていた。現在は退会している。
またその関係上、展示会の参加者の絵にもタグが付いているが、中にはほとんど騙されて出品した被害者(展示品が返送されない)も居るので、確認もせずにメンバーと同一視して批難することは避けるべきである。
さらにpixiv事務局にも素材収集への協力等の嫌疑が掛けられたが、公式声明では関与は無いとしている。
- pixiv事務局はカオス*ラウンジの活動に直接の関与は一切していない。
- 雑誌「美術手帖」の取材を一緒に受けたことがあり、面識はある。
- カオス*ラウンジの関係者にしつこく相談され、止むを得ず建築家(「チームラボ」所属)を紹介したことはある。
- 関係者とtwitterでやりとりしたことはあるが、社交辞令の範疇である。
- 他にもpixivと提携している「キキカイカイ」(外部リンク:【pixiv Zingaro】)、「チームラボ」両社を通し、結果的に間接的な提携の形になっていたことはもしかしたら無いとは言えない可能性もあるかも知れないことは否定できない。
…ということらしい。
しかし納得出来ないという声も多く、現在もpixivへの抗議絵の投稿等は続いている。
pixiv上の抗議活動とその対処
主に「現代アート」タグにおいて抗議絵が投稿されており、加えて「ふたば☆ちゃんねる」出身のコラージュアート作成集団「マジスタンス」が便乗して入会・投稿している図式になっているようだ。
事務局側はこれに対し、主に規約の誹謗中傷禁止条項と複数アカウント所持禁止の規約を適用し、
- 「この問題についての批判風刺要素がある絵を投稿し、それ以外に活動していないアカウント」は見つけ次第無条件に凍結もしくは削除(誹謗中傷禁止条項)。
- 複数アカウント・あるいは削除された会員の再入会と思われるアカウントは見つけ次第無条件に凍結もしくは削除。
- 投稿内容によっては既存の普通に活動していたユーザーもアカウント凍結もしくは強制退会処分(誹謗中傷禁止条項)。
という対処をしているようだ。
昔から批判・風刺絵がランキングから除外されること等はよくあったが、今回の、特に既存ユーザーに対する対処は相当厳しく、「誹謗中傷禁止」条項の適用が恣意的なのではないかという意見も出ている。
またこれに関連し、pixiv百科事典では「現代アート」「現代あーと」「現代ア一ト」「アート犬」タグについての記事は編集合戦や閲覧の負荷を理由に閲覧出来なくなっている。
さらに百科事典内で、いくつかの関連文字列での検索が出来なくなっているが、「現代アート」はともかく「現代」までが検索出来ないのはやりすぎという声も出ている。nopageの項目も参照。
参考
カオス*ラウンジ宣言(一部)
画像は使います!使います!それ以上のコミュニケーションはないです
ネットにある画像はフラットだから全部使う。使うことにごめんねはない
ネットにある画像はサンプリングしていきますその結果として体力のないコミュニティが潰れてもしょうがない
ネットにあるものは全部僕らの素材ですからそれ掠めとって芸術作品として世に出しますよ
その他
キメこな騒動
iPhone4ケース販売中止
『破滅*ラウンジ』で千円札をコピーした紙が展示・販売される
「カオスラウンジのメンバーの一人は年収7000万」発言
ホテルサンライン蒲田
梅沢和木が手掛けた部屋にpixivへ投稿された東方絵が使われる
pixivがホテル内装の件について関係を否定
pixivの記事内に設置されたツイッター投稿用ボタンが一時的に非表示となる
カオス*ラウンジのメンバーがpixivを自主的に退会
美術手帖2011年6月号に企業ロゴや東方キャラを使用した作品を掲載
ミキリハッシン
【新しい】カオス*ラウンジ【自然】
卑猥な落書きを加えたピカチュウの絵を展示
ミッキーマウス製品を組み込んだ作品を展示
参加者がイトーヨーカドー等の企業ロゴステッカーを配布
恋愛ゲーム『メモリーズオフ』の絵を使用した洋服を展示
等々
引用