解説
ふたば☆ちゃんねる、特に虹裏のnov板にて、主に「マジレス( 別名:うま味紳士 )」という渾名の中年男性のコラージュアート画像をあまりに大量投稿したため、とうとうpixiv運営から荒らし認定されてしまった現代芸術集団。
正確には運営より荒らし認定されてから抵抗運動( レジスタンス )と引っ掛けて付けられた名称である。
ただし彼らは抵抗というよりもむしろコラージュを楽しんでいただけのキチガイであったともいわれる。
それまでの彼ら
それまで彼らは6年間、ふたば☆ちゃんねるにて活動していた。特に彼らは荒らしがオフ会にて撮影した、という触れ込みの写真に移された人物、特にマジレスと呼ばれる人物のコラージュであり、最終的にその作品はペタバイト単位で存在する、という恐ろしい状況となった。その状況を見かねたふたば☆ちゃんねる運営側は、2008年より、画像の使用禁止を定め違反者にはサイトへのアクセス禁止などの処置を行っていたが、それでも追いつかなかったため、2010年8月には彼らが活動していたサーバー( 正確には虹裏の一つが存在したnovサーバ )に存在した掲示板が停止という非常手段を取られ、Web上で活動出来る場所"聖地ユルサレヌ"を求め放浪する流浪の民、あるいはふたば☆ちゃんねるで祭りがあった際活動するため潜伏する身となる。
一方、pixivは当初ふたば☆ちゃんねるにて会員を募集していたとされ、その際彼らもそれに応じ、かなりの数が潜り込むことに成功したとされる。
現代アート祭り
pixivに潜入したものの、当初はガイドライン( 参照 )違反である実写をもととしたコラージュは控えていたものと思われる( この辺りは当時のアカウントが後に運営に削除されたため作品が存在したかは不明である )。
カオス*ラウンジ
ここでカオス*ラウンジが登場する。彼らは「画像は使います!使います!それ以上のコミュニケーションはないです」という宣言を行っており、現にそれを実践していた。
そして彼らは何を考えたのかふたば☆ちゃんねる由来のキメこなを素材とした。これを知った流浪の民となっていた彼ら( 当時は「novくん」などと呼ばれていた )は恐ろしい勢いで「作品」( 彼らや関係者等の顔画像を使ったコラージュなど )を作成しだす。
pixivへの飛び火
2011年においてカオス*ラウンジはpixivでも活動していたが、当然、彼らの作品は著作権的にアウトな規約違反ものの作品であった。ところが運営は何を思ったのか「カオス*ラウンジ」のメンバーによる規約違反( 具体的には第三者の作品を素材とし、盗用したと取られても仕方のない行為 )問題の際に事務局の対応が断固とした態度をとらなかった( 具体的には「同じ行為をしたアカウントを通報したらアカウント停止」という点にツッコミを入れたら「アカウント停止が解除された」という予想の斜め上の行為 )ものであったため、「pixivでは"現代アート"タグを付ければ怪しい素材によるコラージュも許される」「これぞ求め続けた聖地ユルサレヌだ!」と解釈されてしまい、それが既存会員( なおpixivは宣伝を行った場所の関係により初期の会員にはふたば☆ちゃんねる出身者が多かった )およびそれを聞きつけ、入会した流浪の民が事務局への抗議絵の投稿と合流する形になって、現代アートタグに大量の投稿が発生することになる。
作品の傾向
当初は実写のコラージュ、あるいは虹裏で行われていたコラージュ作品などが主であったが、それが規約違反として削除、あるいは投稿者のアカウント停止となると、実写は影を潜め、イラスト作品中心となった。
例えば( 水をかけると死ぬことより「水かけアート」の批判として用いられた )ジャミラや、アート犬などが用いられたとされる。
そして彼らは現代アートとしてアップロードされた作品をSOZAIとして新たな作品を作り続けた。
運営はこれには手を焼いたらしく、一律の作品削除やアカウント停止も行ったらしく、手書きのセミが消されただのいろいろな話が出てきていた。
事件の結果
結果、pixivにおいては運営側からの通告や説明がほとんどなされないまま、取得IDや投稿作品が大量に停止・削除された。具体的には「実写のコラージュはガイドライン違反」、「手書き作品に関しても規約違反、具体的には運営及び第三者への誹謗中傷」ということになっている。
ただし、カオス*ラウンジもこの騒動のおかげでpixivにいられなくなり、退会した、といわれる。
また、ピクシブ百科事典において現代アート、コンテンポラリーアート アート犬などの項目がnopage、すなわち閲覧不能状態となった。
彼らもふたば☆ちゃんねるにて6年間大量投稿を続けた実績があるだけに対処は容易ではなかったと思われる。また、アップロードする側も「連続投稿規制回避のため、ある程度作品を非公開でアップロードして一斉に公開する」などの作戦をとり、アカウント停止などの処理を遅らせる作戦もとったとされる。
運営批判
ちなみに、現代アートを銘打って大量投稿された作品の中には、明らかにpixivの掲げる削除指針に抵触しない投稿作品や、まっとうな創作しか行っていないアカウントも存在したといわれるものの、それらの作品やアカウントに関しても投稿者に対する個別の通告などはほとんど行われず、投稿作品の削除やアカウント停止が行われている状況であったとされ、ユーザーからはそのことに関し批判を受けた。
現状
ただし2017年現在ではこのような活動はpixiv上ではあまり見られないと思われる( 超有能な運営がほかの規約違反などを超法規的措置して彼らの作品がアップロードした途端アカウント停止にしているだけかもしれないが )。さすがに聖地ユルサレヌはここではなかったのであろう。
ピクシブ百科事典への影響
この騒動の詳細はpixiv問題に簡単に記述されていたものの、2016年ごろよくわからない理由でその記事の存在自体が抹消された。
当時はいくつかの記事、例えば編集合戦が発生し、その片方は運営であったといわれる現代アートや現代あーとおよびコンテンポラリーアート、さらにはよく使用されたアート犬といった項目、上記の単語および「現代」での検索、などもnopage状態となっている。
これらの記事の内容は「カオス*ラウンジ」「nopage」、「あざと犬」の項目も参照。
関連タグ
HIRAKI プハ鳥 マジレス 絶対に許さないよ 許されざる角度 マケドニア アンドリューW.K. アラビックヤマト
参照
53gunsou高等人工生命研究所日誌 クリックで最新の日記:pixiv「現代アート」のまとめ2 ※まとまりません、pixiv「現代アート」のまとめ ※まとまりません