概要
英語ではBWH measurements、またはvital statisticsと称する。
B(バスト)・W(ウエスト)・H(ヒップ)の3つの頭文字で表され、それぞれの周囲を測ったものである。
殆ど女性の体型に用いられるが、採寸時など男性にも用いられる。
これにT(身長)を付け足すこともある。
計測法
バスト
『カップの大きさとアンダーバスト周りの胸囲』が正式かつ採寸上の意義がある。
しかし、キャラクタープロフィールや男性誌のモデルなどは『カップの大きさとトップバスト周りの胸囲』で表記される場合が多い。単純に後者の方が数値上大きく見えるためである。
アンダーバスト
女性の乳房の丁度下の部分(バストの膨らみが消えて胸板とほぼ同じ状態になる位置)で、胸囲を測定した数値
トップバスト
乳房のもっとも高い2つの点(つまり、乳首)を通過して、胸囲と同様な測定法で、乳房を包んだ胸まわりを測定した数値
カップサイズ
アンダーバストとトップバストの差が基準となる。
Aを基準に、2.5cm刻みで大きくなるほど、B、C、D、E……とアルファベット順の名称が与えられる。Aよりも小さなカップサイズは、-2.5cm刻みで、AA、AAAなどの称号が便宜上与えられている。
AAA(5cm)、AA(7.5cm)……
A(10cm)、B(12.5cm)、C(15cm)、D(17.5cm)、E(20cm)、F(22.5cm)、G(25cm)、H(27.5cm)、I(30cm)……
ウェスト
服飾のためのウェストと医学的な計測のウェストは計る場所が異なる。
服飾
最も腰の細いところを計測する。
医学
ヘソの上の周計を計測する。
メタボリックシンドロームの計測はこちらを使用する。
ヒップ
お尻のもっとも大きなところの周計を計測する。下着サイズの基準になることもあるが、国によってウェストサイズを基準にする場合もある。
身長
起立時の頭頂部から床面までの長さ。両手を真横に広げた長さとほぼ近似する。