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森のホモォ。の編集履歴

2019-08-23 19:33:47 バージョン

森のホモォ。

もりのほもぉ

森のホモォ。とは、冬見坂氏が連載するオリジナル漫画のことである。

概要

2012年9月17日から2018年9月9日まで連載。全24話

pixivにて連載されていたが現在は消されており今はニコニコ漫画のみに掲載されている。


2015年7月23日、単行本化が決定され、8月21日に発売

web版と単行本版ではエンディングが異なっており、作者曰く単行本の方がトゥルーエンドのこと

同じくニコニコ漫画に不定期連載されている梅の木川町町内会報とは世界観が同じで森のホモォ。のキャラたちの小ネタや日常が描かれる。


あらすじ

パキケファロサウルスの化石×夕暮れの教室。

舞台は2012年、佐賀県が空中浮遊を開始した日本。

都立梅の木川小学校に通う佐々木雄大(以下ユーダイ)は、春休みに親戚の叔母が暮らす離島「上梨島」を訪れることになった。

二日目、ユーダイは美夏に誘われて森に遊びに行くことになる。森に入った二人は競走をすることになるが、美夏のあまりの俊足ぶりにユーダイは置いてけぼりにされてしまう。

美夏を探している間、ユーダイは足を滑らせ、小さな断層に落ちて足を挫いてしまう。

途方にくれたユーダイが顔を上げると、そこには大福のような形をした謎の白い巨大生物――ホモォがいた。


それが、ユーダイとホモォの奇妙な出会いであり――ユーダイにとって、ホモォに関わる事件の始まりだった。


登場人物

主な登場人物

名前が判明した順に記載する。


元1の2分隊

元1年2組出身の同級生達で構成された各グループの総称

それぞれのグループ名は集合場所となっていた公園の遊具から取られている。

また、全員目のハイライトが無い


「タコツボ小隊」


佐咲雄大(ササキ・ユウダイ)

主人公でありタコツボ小隊のリーダー。周りからは「ユーダイ」とよばれている。

親戚の島の森で白い巨大な生き物「ホモォ」に出会う。

優しい性格で理不尽な事には迷わず立ち向かうなど正義感も強い

ショタ。


・喜四なつめ(キシ)

周りからは「なっちゃん」とよばれている。

姉からホモォについてある程度教えられており、ホモォの弱点や生態を仲間に伝える。

幽霊が苦手であり、ムカイギ宅の除霊では「怖いから」という理由でヨッコとチャンネル(霊視のこと)を合わせていなかった。

将来の夢は小説家。


・棚花修平(タナカ・シュウヘイ)

周りからは「シューヘイ」と呼ばれている。

工作系の趣味を持っているが残念ながら劇中では生かされていない。


・日ヶ崎初美(ヒガサキ・ハツミ)

タコツボ小隊の戦闘担当。

男勝りな性格であり、脳筋。よく無茶をするため生傷が絶えず、しょっちゅう病院の世話になる。

作中のその在り方から読者の殆どから女性のカテゴリーから外される事がある。

ロングヘアーだったが、物語の後編である事情から髪を切った。


・入江理与子(イリエ・リヨコ)

タコツボ小隊の心霊担当。

祖父が神社の神主であり、そのせいか非常に霊力が強い。

彼女の視界は初美いわく「静岡でサイレンが鳴った上に貞子から着信アリ」。

物心ついたころからそうだったらしい。

除霊方法は基本物理だが、中盤から自身が降ろした霊を使役する


・葦田貴志(ヨシダ・タカシ)

趣味は音楽であり、楽器屋の主人と仲が良い

なつめと同じく、心霊関係は苦手。

作中で他の小隊に比べてキャラが薄いことを気にしてる


ユーフォー小隊

4年2組


小茨 卓(コイバラ・スグル)

小隊のリーダー

あだ名は「シンイチ」

ややこしいが由来はコナンの元の姿。

緊急事態にはクラスメイトをまとめるなど

リーダーとして頼り甲斐がある。


井柄井 鳴子(イガライ・ナルコ)

本名で呼ばれるのを嫌い、自分から「メーコ」呼びを推奨している

黒魔術に精通し多数の悪魔と契約している。

契約のたびに内臓を損傷し病院に入院することが多々ある。


蔦原 哲哉 (ツタハラ・テツヤ)

右目の傷がチャームポイントの少年で愛称は「てっちゃん」

登場するたびに何かしらから逃げている巻き込まれ系男子。


森口 香奈美(モリグチ・カナミ)

愛称はシンディ

いつもハイテンションの明るい少女

相手の話を聞かないことが多々ある


阿梨村 陽平(アリムラ・ヨウヘイ)

メカクレの少年

特技がないためメカニック担当にされてるが本人

的に機械の扱いは苦手。


三城谷 美津子 (ミキタニ・ミツコ)

ある種ユーフォー小隊の核となる少女。

頻繁にUFOにキャトられており今や宇宙人とは知り合い通り越して友人関係。

年末は小隊メンバーもキャトられて一緒に年越す始末。


ホエール小隊

4年3組


稲口 友輝(イナグチ・トモキ)

ホエール小隊リーダー

愛称は「ぐっちゃん」

常に微笑みを浮かべた少年で感情の読み取りが不可能だが

案外愉快なことを考えてることが多かったりする。

人や生き物の本質の直感で感じ取る事ができメンバーからも頼りにされている


獅子戸 瑠衣華 (シシド・ルイカ)

シドの愛称で呼ばれる少女。

中性的な外見と物騒な面が合わさり

女性メンバーの中ではヒガサキに次ぐ肉弾戦闘員だが

ヒガサキに比べるとまだ女子らしい部分が見受けられる。


芥子泉 桐也(ケシズミ・キリヤ)

美形の少年でコミュ力も高く女子達からモテているようで

同メンバーのやなぎから羨ましがられているが当の本人はやなぎの

イラストを絶賛している。


芦野原 美影(アシノハラ・ミカゲ)

裁縫を得意としており

夏祭りでは子供神輿の装飾を担当した。


矢凪 海斗(ヤナギ・カイト)

泣きぼくろが特徴の少年

高い画力を誇りその実力はナっちゃんから

自作小説の挿絵を頼まれ、時に彼のイラストを見た瞬間

ストーリーを変えてしまうほど。


夜ヶ浜 朱梨(ヨルガハマ・シュリ)

愛称はヨル

年齢離れした性格した分隊の中で取り分け

落ち着いた性格をしており何事にも動じない


ザウルス小隊

4年4組


向日木 憲(ムカイギ・ノリ)

ザウルス小隊リーダー

嘘の有無を見分けることができ

さらに中学生の兄に勉強を教えられるほど

の秀才だが、その兄と共に霊に取り憑かれてしまい

ヨッコ達に助けられることになる。


西東 正木(ニシアズマ・マサキ)

運動神経がとても良く作中では拳一つでテケテケの手をへし折るほどで

ヒガサキに隠れてがちだが彼も中々の戦闘員ぶりを発揮した。

モミジとは双子


西東 紅葉(ニシアズマ・モミジ)

マサキと双子の女子で例に漏れず運動神経抜群で

足の蹴りでテケテケの手をへし折った。

正義感も抜群に高く。マサキと共に夏祭りの

警護に当たっていた。


空須磨 翔(カラスマ・ショウ)

どこか影がある少年

近いうちに起こる不幸な出来事を予知する力を持っている

が本人は過去のトラウマからこの力を恐れている。


鯉川 竜子(コイカワ・リューコ)

小隊の中でも取り分け大人びた雰囲気の少女

生徒を通じてあらゆる情報を持っている。


漆河 葉菜

髪を布で上の方に纏めた髪型のした小柄な少女。ムカイギからはスボミーと思われてた。

家が花屋のため本人もお花好き。


ポーラー小隊

4年5組


樫佐波 竜太(カシザワ・リュウタ)

ポーラー小隊リーダー

冷静で落ち着いた性格で考えの読めない所があるが

行動力が高く常に先回りで物事を解決に導く。


檀田 亮(ダンダ・リョウ)

オールバックの髪型をした目つきの悪い少年。

ヒガサキ曰くタイマンなら自分より腕が立つらしいが

霊相手は部が悪い。


姫木場 優理花(ヒメキバ・ユリカ)

通称「ヒメ」

化粧や衣装デザインが得意。


河籾 太壱(カモミ・タイチ)

羊の意匠が入った髪型をした少年。

殆どの登場シーン寝ているが相手からの質問は

全部聞いているのかすぐ答える。


柚子瓦 紗智(ユズガワラ・サチ)

旧家の生まれで、彼女に危険が迫ると

何処からともなく手裏剣の雨が降る。


木佐田 瑞希(キサダ・ミズキ)

ポーカーフェイスのクールな少女だが

事柄を即断即決する勢いのある性格をしている。




他の登場人物


メンバーの親族


・喜四かずら

なつめの姉で、ユーダイにホモォに関する情報を教えた。派手な格好だが、常識人。

幼馴染の男子三人ががホモォの被害に遭い、それ以来ホモォに関する情報を収集している。



・上梨美夏

ユーダイの従妹であり、ユーダイに懐いている。

上梨島の森を遊び場にしているためか、運動神経がものすごくいい。


・上梨七枝

美夏の母親でユーダイの叔母


・上梨幸緒

美夏の父親

かなりの親バカ


・ユーダイの母親

顔は描かれていない


・ユーダイの祖父

空中移動都市佐賀に住んでいる


・ムカイギの兄

バスケットボール部所属の好青年

ブラコンでムカイギに勉強を習っている。

ホモォの被害に遭う


梅小の先生達


海栗岡先生(ウニオカ)

4の1担任ピカピカの新米先生

ゲームボーイ世代


鮃野先生(ヒラメノ)

4の2担任常のジャージの熱い先生

度を超えた方向音痴


蝦蛄田先生(シャコダ)

4の3担任万年仏頂面で極無口

生徒から好かれないことを気にしてるが

梅小だと上手くやれてる。


鱶園先生(フカゾノ)

4の4担任

口は悪いが生徒達からは面白いがられている


佐海月先生(サクラゲ)

4の5担任ベテラン

付けているメガネの光を反射できる


メーコが召喚した悪魔


・コダール

地獄の悪魔長

悪魔らしく尊大な物言いで喋り。

他の悪魔からも恐れられているが、

子供らしからぬ性格をしている

メーコ達を不気味がっている。


・二バス

メーコ降ろしたての悪魔

普段は見えないが本体はピロエ衣装の少年

小悪魔型の分身も使役している。


・アラス

メーコがコダールと呼び間違えて喚んだ悪魔。

額に傷が入った巨大な牛型の悪魔

入院中にメーコによってヒガサキと契約した。


梅の木川小学校の七不思議の皆さん


・二宮金次郎像先輩

どの学校にも置いてある銅像

物腰柔らかで生徒からは先輩呼びで親しまれてるが

秩序を重んじ、不遜な輩には怒りを見せる


・トイレの三河屋花子さん

女子トイレを根城にする皆さんご存知七不思議のレギュラー。

口裂け女に襲われたヒガサキから助けを求められ渋々協力。

強力な霊を使役するヨッコと独学黒魔術を駆使するメーコ

を2大巨頭と呼んで恐れている。


・魔の13階段縄次元

無いはずの13個目の階段を踏むと縄が現れ対象を何処かに呑み込む。

段の出方が地味との理由でホエール小隊によって演出指導され派手になった。


・理科室の人体模型(球体関節仕様)

通称じんもくん

ポーラー小隊に連れられ職員室に来た。


・赤髪青紙

・プールで溺れた男の子の霊

・渡り廊下の旧校舎

未登場


梅小に出た都市伝説

梅の木川町を恨む人間によって実体化

停電した梅小の生徒達の恐怖心に反応して梅小を襲った。


・口裂け女

女子トイレにいたヒガサキを襲撃する。

花子さんが加わった後も3体に増えるがキレたヒガサキに屋上まで追い詰められ

ヨッコの霊に消された。


・テケテケ

囮になったナツメを襲い西東兄妹に移動手段の

手を折られ抑えつけられた挙句ヨッコに消され昇天。


・上梨島の妖怪


・カマイタチ

上梨島に住みつく妖怪の一人で

他の妖怪からはアニキと呼ばれている。

自身を天下の大妖怪と称するが

現代っ子のタコツボ小隊からは「よわそう」「ザコキャラ」だの散々な扱いだった。


・コード絡ませ

よくコードが絡まる原因

マルチタップやタコ足回線を見ると心踊るらしい。


・リモコン隠し

家のリモコンを隠すことを生きがいとしていたが

自身のアイデンティティに疑問に思い数年間上梨島で活動を休止していた。


・したっけ

相手の耳元で「あれ?◯◯ちゃんとしたっけ?」と囁き

強迫性障害を引き起こす妖怪。


その他の人物


辰宮蘭介

かずらの小学生からの友達。

他の友達共々ホモォの被害にあい現在も入院中。


丑寅氷雨

大学生。

ポケットティッシュ配りのバイトをしながらティッシュの中に一本の髪を仕込み受け取った相手に霊を突かせていた。

自身が見えない幽霊を妄想の産物と考えており、今回の行動もただの暇つぶしに過ぎなかったがヨッコの怒りを買い霊を逆に憑かされた。


七瀬

丑寅の元恋人。

彼とは違い霊は見れるが払うことは出来ない。


須賀透

目つきが悪く不穏な空気を漂わせユーダイから幽霊事件の犯人と思われていたが実際は関係の無い一般人。

よく犯人に間違われることが悩み。


足山整示

通称たすさん。

バーテンダー兼雇われ店長。

足を滑って死にかけているところをかずらとその友達に救われ知り合った


樫宮ひつじ

受付業務やカウンセリングを目的として試作されたメイドロイド。

会話特化の頭脳を持ちとてもスムーズに会話できる。


湾刃 刃

幸緒の親友で研究者。


・ゆう

湾刃博士の元恋人。

突然置き手紙を残し居なくなったらしい。


ホモォ

和名ニホンホモクレヒトモドキ俗称は「ホモォ」

白いまん丸の身体に虫のような4本足をしたアスキーアートまんまの姿。

ジャンルを問わずあらゆるカップリングの妄想を栄養分に変換して生きている。

生息分布は人の生活圏と一致するが元々人を避けるため害は無かったが

近年の情報社会にて起こった「モラルの低下」に比例するようにホモォの被害が増えることになった。


人と対等に会話できるほどの知性を持つ。

基本的には露出を嫌い人の交流は消極的な個体は「保守派」と呼ばれ、ホモォの殆どを占める。

それとは逆にエサを優先する余り行き過ぎた行動をとる個体を「過激派」と呼ぶが同じホモォからみても最近の行動は「異常」とされ、人間への襲撃はおろか仲間どおしで潰し合いをすることも増えて来たという。

また、これらとは別にマイナーを通り越して理解のできない妄想で腹を満たす超希少種が存在する。

同族との接触も絶ち人里離れた場所で暮らす様から仙人にも例えられている。


生物学上の分類は不明で少なくとも平安時代から存在を認知されていたが正確な起源もわかっていない。

霊的な存在ではなく、物理的干渉はでき幽霊や悪魔による攻撃も効くが一番な弱点はジャンルの地雷で個体ごとに異なる。


ホモォの個体


・謎のホモォ

表紙にもなってるこの作品を代表するホモォ

ユーダイと出会ったのもこの個体で前述の超希少種

上梨島にただ一人住み自身の妄想に耽っており

人と会った時も襲うことは無く家に送り返したり襲って来たカマイタチと対峙するなど

ホモォとしては異質な面が多く見られる。

終始無言ではあるが他のホモォ同様カップリングを口に出すことは時折ある。

その例としては

・パキケファロサウルス✖️夕暮れの教室

・ラムネのビー玉攻め✖️前方後円墳受け

・残業帰りの星空✖️放課後の待ち合わせ公園

など人類には早すぎた


・ホモォ(保守派)

保守派の中でもリーダー的存在

亡くなったごはん友達へ花を届ける最中に改造ガンを持ったDQNに傷つけられている所をユーダイ達とかずらに救われた縁で彼らにホモォの現状を話した。


・ホモォ(過激派)

飢えに耐えかね人を襲うようになったホモォ達。だが実際の原因は別の所にあるようで・・・?


・ホモォ(異形)

ムカイギの家に現れたホモォだが悪霊の影響を受けより凶悪化しヒガサキを苦しめた。


関連施設

・梅の木川町

国によって定められた教育指定都市。

義務教育の質を高めるため全国から独自に集められた教師陣に教材や子供のいる家庭への子育て支援など力を入れられておりここに住むだけでも数回の審査と面接が必要で競争率も高い。

それ故に選ばれなかった家庭や教師から多くの妬み恨みを受けておりそれがつもり口裂け女などの怨霊が生まれる原因となっている。

中学を卒業すると兄弟がいる家庭を除き町を引っ越す決まりがある


・上梨島

ユーダイの義叔父が所持している離島。

元々は本土の罪人を島流しの流刑地で草木も生えない荒れた土地だった。

そこに当時流され無実の罪を着せられた上梨の先祖が島を緑溢れる豊かな土地に変え本土から休息の為に妖怪が集まる「鎮魂の島」となった。

当主の立場は親から子へと受け継がれできたが現在の当主である上梨幸雄は娘には受け継がせる気はなく現に美夏は人ならざる存在を知覚出来てない。



関連イラスト


メーコ…七不思議イケメン枠







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┌(┌^o^)┐



冬見坂

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