注意!本編のネタバレがあります!
概要
「・・・・・あれは今から36万・・・いや先週の出来事だ」
「「退治や駆除」と「暴力」は別物だよそんなの誰にもわかるよ!きみはあいつらに何もしてなかったんでしょ?」
ユーダイとは『森のホモォ。』と『梅の木川町町内会報』の主人公である
人物像
梅の木小学校に通う小学4年生の男の子で本名は佐咲雄大。
幼馴染の同級生で構成されたタコツボ小隊のリーダー。
イメージカラーはオレンジ。穏やかで正義感は強いが説明下手で驚くと唇を噛んでフリーズしてしまうのがたまに傷。
メンバーの中でも取り分け童顔のためしょっちゅう女子に間違われることがあるらしくホモォの間では一貫して受けの妄想をされていた。
何かと濃い特技を持っている他の小隊の面々に比べてユーダイ自身の特技は中々明かされることは無かったが・・・・
性格
傷ついている相手を見過ごせない優しさと理不尽に立ち向かう強い正義感の持ち主。
周りの危険を考慮するリーダーとしての責任感もあるがその反面、自分の危機管理に欠ける所もあり頑固とも言われている。
一方的な暴力を見て青ざめることはあるが力による解決を否定することはなく場合によっては自身も手を挙げることも無くはない。
作中の行動
説明のない限り基本的にユーダイ目線
森のホモォ
春休みの思い出
従妹の住む離島にて巨大なホモォと遭遇。混乱していたとはいえホモォに話しかけメンタルの強さを見せる。
ホモォの背中に乗り移動中に寝落ち。
道中カマイタチの襲来もあったがユーダイは構わず二度寝をし気づけばそのまま従妹の家に戻っていた。
休み開け4年生に進学し離島であった出来事を小隊のメンバーとかずらに話しホモォについて初めて知る。
オカルティックナイト
5月半ば
暫くホモォを見ることは無かったがヒガサキからザウルス小隊のリーダームカイギが心霊現象に会い休んでいる事シューヘイからムカイギの兄がホモォの被害にあった事を知る。
ヨッコの中心に女子3人での解決をヒガサキから要求されこれを承諾。
心配するタカシを抑えヒガサキを見送る。
オカ夜の後日商店街にて人に会うヨッコと遭遇。
心配から彼女に同行しムカイギの心霊被害を出していた張本人丑寅に会う。
暇つぶしで怨霊をばら撒いた丑寅に怒りを見せヨッコと共にショタコンのレッテルを貼り流石に狼狽えた丑寅からもう町には来ないと約束され解散した。
黒と白のグレー
タカシやシューヘイと隣町へ買い物に行った帰りにてDQNに暴力を受けているホモォを見つけ助けてようとした矢先、友人の見舞えの帰りだったかずらが参戦してDQNを成敗しホモォを連れて去っていった。
その後を追いかずらの知り合いがオーナーを務めるBARに到着。
かずらが治療を施したホモォからホモォが保守派と過激派に分かれていることその過激派の行動が異常化してるなどホモォの現状と森であったホモォがマイナーな妄想を栄養とする超希少な存在であると教えられる。
梅の木川小怪奇談
台風による落雷で学校が停電しホモォ避けの装置も壊れ大量のホモォが襲来し更には学生の悲鳴に反応して口裂け女も現れるなどカオスな状況に陥る。
現状打破のため他の小隊と先生と落ち合うべく学校中を奔走。
暴走したホモォに襲われるが先日助けたホモォの手助けにより難を逃れ大量のホモォと口裂け女はヨッコとメーコの悪魔によって全滅した。
一件落着かと思われたが突然公衆電話から美夏ちゃんが泣きながらかけてくるが、すぐに母親に変わり、美夏ちゃんは泣きながら寝てしまった。
ユーダイ達は不穏な空気を感じそのまま立ち尽くすしかなかった。
夏休みの思い出
夏休みに入り、ユーダイは美夏の件が気になりタコツボ小隊と共に自由研究のテーマをでっち上げ「上梨島」へと向かう。
到着初日自由研究の記録をとったり川遊びをしたり割と夏を満喫するも、2日目の早朝美夏の両親が突然の失踪。
伯父の親友で同じ家に泊まっていた湾刃博士を尋問するもの有益な情報は得られず、美夏がよく行っていたという湖に行ってみることに。
湖にてカマイタチに襲来されるがこれを回避し春休みにあった巨大なホモォと再会し、そのホモォは島の水神だった事を知る。
一旦家は帰った小隊はカマイタチとその仲間達から両親を攫ったのは天に使える天照一派で忌み地である上梨島を消し去ろうと企んでいることを知る。
タコツボ小隊2012
美夏の両親が山頂に囚われていることを知りタコツボ小隊+αは天照一派との死闘を繰り広げるが・・・
梅の木川町町内会報での活躍
他の小隊メンバーが総登場するためかユーダイ本人の登場は少ない。
空中を浮遊するようになった佐賀にはじめてのおつかいに行った事があるものの視界がホワイトアウトし子供ながらに死を覚悟したという。
また佐賀にいる祖父母の影響で不意に佐賀弁を出すことがある
ナッちゃんと夏祭りを楽しんだり彦星と織姫が出会えるよう七夕に飾るなど年相応に微笑ましい回もあれば、爆発オチを魅力的に感じたり七夕で反陽子爆弾を願ったりなど物騒な一面が垣間見えたりもする。
ヒガサキによって押し付けられ魔法少年への変身経験アリ。
さぞかし複雑であった事だろう。
リアルタイムの進行もあり途中から中学生に進学。
三年なりたてで受験の恐怖に怯え、推薦が受かったヒガサキを喜んだ矢先問題を起こさせないよう絞め落とそうとする情緒不安定ぶりを見せた。
最終的には無事合格し中学を卒業した後町の決まりにより梅の木川を引っ越していった。
主な対人関係
・タコツボ小隊
小隊そのものは小1の班分けから生まれたものだがタコツボのメンバーは全員幼稚園時代からの幼馴染で互いの信頼度はずば抜けて強い。
・タカシ&シューヘイ
男友達で一緒に隣町へ買い物に行くほど仲が良く、ユーダイのとっさの行動を攻める事なく気遣うなど彼の性格も把握している。
・ヨッコ
ヨッコ自身霊が見える自分を怯えずに接してくれた小隊メンバーに恵まれていると思っている。
町内会報では一緒になって七夕回でのオチ担当。
小隊内でも取り分けて温厚でいて怒らせると怖いため似た者同士だったりする
・ナッちゃん
作中でのホモォとの関わりからか実質もう一人の主人公的な出番を見せておりユーダイは彼女を通じてホモォを知った。
ユーダイと一緒になる機会が何かと多く、夏祭りで一緒になって屋台を回り作者のtwitterでは恋ダンスのポーズをとる絵やポッキーゲームをする絵もある。
……正直羨ましい。
ただ本人達に恋愛感情は無く、仲の良い親友として描写されている。
・ヒガっちゃん
脳筋なヒガサキと穏やかなユーダイとで対極にいちする二人。
森のホモォ内での関わりとしてはヒガサキの行動にユーダイが驚くといった場面が多い。
町内会報では逃走中に雑な作戦でゴールしようとする彼女に苛立つという珍しい姿があり、その後も女装姿を笑った彼女を本気で叩いたり小学二年時にキレかけたヒガサキに我に帰るようビンタしそのまま喧嘩するなど遠慮の無さが見える。
だが基本的に仲が良く相手を信頼したり心配したりもしてるため喧嘩するほど仲が良いということだろう。
・美夏
離島に住む従妹。
とても慕われておりユーダイも振り回されることはあれど彼女をとても可愛がっている。
・紺藤
中学生になったユーダイのクラス委員長。
真面目な彼に他の小隊リーダー共々気にかけているようで事件が起こる度に彼を守ろうとするが逆に自分は足手まといではないかと彼に泣かれてしまった。
その他
ユーコちゃん
ナッちゃんの頼みで女装したユーダイ。
元々中性的な顔立ちのせいか、手の込んだ女装姿のシューヘイとタカシに比べ(前者はウィッグ付き、後者はメイクも付けてる)リボンとワンピースのみと簡素だが割と似合ってる。
複雑な心境のようで女装姿の自分達を見て大笑いしてるヒガサキにかなりご立腹だった。
ティアードブルプ
魔法の国からやってきたランディス王子から渡された変身ファンデにより変身した姿。
元々はヒガサキが選ばれるはずだったが本人は即答で拒否。
ヒガサキから押し付けられる形でユーダイが変身した。
"タコ"ツボからタコを模した能力を使い、変身中は目にハイライトが入る。
余談
・多様な得意技能を持つタコツボ小隊だが、ユーダイのみそれがまったく明かされていない。
だが終盤のある描写から読者からクトゥルフ的なものとの関連性が疑われている。あくまでも一つの考えに過ぎないが。
・実は公式Twitterをしておりたまに他のメンバーに変わる。