概要
警視総監の依頼で、研のパパが研を白痴(知的発達障碍者)であるかのように装わせて精神病院の隔離病棟(閉鎖病棟)に入院……もとい潜入させた。
研は院長が隠し地下基地からミサイル攻撃(攻撃目標は何故かヨーロッパ)をしようとしている事を探り出す。隔離病棟の面会時に、バリカンが看守をキチガイな踊りで怒らせて誘き出した隙に、研がパパにその事を報告。その後、パパが「じゃあ、警視総監の依頼でこんなところへお前を潜り込ませたのは無駄じゃなかったんだな」と言う。
今の世の中ならばとんでもない問題発言であるが、500年進んだ未来では問題ないらしい。
実際は・・・
精神障碍者の閉鎖病棟への入院は人権を制限する行為のため、2名の精神保健指定医の診察が
「ただちに入院させなければ、精神障害のために自身を傷つけ、または他人を害するおそれがある」と一致しなければ入院させることはできない。
また、そのおそれが著しい場合には、精神保健指定医1名の診断でも入院させられるが、その場合は72時間までという制限が設けられている。それ以外の入院の必要な患者は開放病棟への任意入院である。
作中の描写へのツッコミ
- 研が装った症状では閉鎖病棟に入院させることはどう足掻いても不可能。
- 病棟の性質上、同一病室内に何人も居るわけがない。
- 病室内の患者の症状が精神病院の閉鎖病棟に入院させる症状ではない。
- 精神科病院にあるはずの開放病棟や診察室が無い。
病棟の区分
閉鎖病棟
施錠が常時施され、患者及び面会者が自由に行き来できない病棟。面会の際は病院職員に開錠を依頼
しなければならない。
開放病棟
患者・面会者が自由に行き来できる病棟。一般的な病棟と同じ。
結局どういうことなの?
関連タグ
他作品の関連タグ
死亡フラグ(他の作品では大抵これが「こんなところ」(隔離病棟にあらず)に存在する。)