概要
「タブーが多くて余り触れたくない」「妖怪の一部」「信仰を求めたりしない」「非常に危険な存在」「見かけても絶対に触れないようにしよう」(以上『東方求聞口授』他)というのが原作での鍵山雛だが、二次創作では立派な厄除けのありがたい神様とされる。
また原作設定における「本人は不幸にならないが他者に不幸をもたらす厄を集めるという性質のために人里から離れている」という点から、二次創作では悲劇のヒロインとしてとらえられることもある。
スカート部分は真ん中よりやや下あたりで色がわかれており、上部分はほぼ黒に近い赤、下部分は純色の赤である。この部分は繋がっているが、Pixivではよく上下にわけられて描かれる。
また、原作者から扱いにくいと名指しで言われていたが東方憑依華にて組ませやすいキャラが多く登場したため間接的な掘り下げがされたキャラと言える。
「回転」
いつもいつでもいつまでも、くるくる回っている。
雛には「回る」というイメージがつけられており、原作における雛がその移動や攻撃の際に回転しているように描かれている事に由来する。二次創作ではこの「回る」ということが、雛と回転にまつわるそれぞれの作品に様々な形で生かされている。
もちろん静止している雛の絵も多いし、誰かとコミュニケーションしてる際には回転しないことが多い。また、回転というともすればトラブルメーカーに付されるであろう特性を持ちつつも、それによって他のキャラクターに迷惑をかけるという展開があまり見られないのも、雛の二次創作の特徴と言える。