プロフィール
名前:黒江綾香
年齢:17歳(1939年)
22歳(1945年)(『キミとつながる空』では23歳)
誕生日:2月17日
通称:「魔のクロエ」
所属:扶桑皇国陸軍飛行第1戦隊(1939年)
扶桑皇国陸軍航空審査部(1945年、『キミとつながる空』)
階級:少尉(1937年、扶桑海事変時)
大尉(1939年)
少佐(1945年)(『キミとつながる空』では大尉)
使い魔:薩摩犬
固有魔法:特性把握
使用機材:長島飛行脚 九七式艦上攻撃脚(扶桑海事変時)
ノースリベリオン P-51C(『キミとつながる空』)
使用武器:扶桑刀
・扶桑海事変で、穴拭智子、加藤武子らとともに戦った陸軍のエースウィッチ。
・剣の切先に魔力を集中させ、ネウロイをコアごと一刀両断する秘剣「雲耀」(うんよう=稲妻)を戦闘で駆使して、全長300mの大型ネウロイをも撃墜。その鬼神のような闘いぶりから「魔のクロエ」という通称がついた。
・明朗快活な性格で部下に慕われ、気配りを絶やさず部隊運営能力も優れていた。
・機械好きで試作機や他国製のストライカーユニットも抵抗なく乗りこなしたため、後に陸軍航空審査部に招聘され、テストパイロットを務める。
・操縦した機体の細かい性能の違いや特性を、感覚ではなく明確に数値化して表現出来たため、技術者を喜ばせた。
・20歳で一度退役したが、魔力減衰の少ない体質だったこともあり、自ら天職と思い定めた航空歩兵の任務を全うすべく、半年後に再志願。前線任務には就かないという条件のもと、再び航空審査部の所属となった。
・漫画版『キミとつながる空』において、リベリオン製ストライカーユニットP-51Cのデータ収集を兼ねて、坂本美緒と模擬空戦を行い、その際に彼女が披露した秘剣「雲耀」を、坂本はその場で見様見真似ながら再現。結果的に、この技を伝授した形となっている。
・趣味は魚釣りで、任務の合間も暇さえあれば釣りをしていた。
イメージモデル
名前:黒江保彦(1918-1965)
所属:日本陸軍航空隊
撃墜数:51
通称:「魔のクロエ」
・鹿児島県出身。
・飛行第64戦隊長として戦ったビルマ戦線では、スピットファイア、モスキート、P‐38ライトニング、P‐51マスタングと、乗機の一式戦闘機「隼」よりも遥かに高性能の連合軍機を次々に撃墜し、「魔のクロエ」と畏怖される。
自機より100km/h以上は優速の敵機に対して、ある時は敵の不得意な低空戦闘に持ち込み、あるいは敵を背後から密かに尾行して、油断して速度を落としたところを死角から急接近して集中射撃を浴びせるなど、その戦法はきわめて頭脳的だった。
・実戦では九七式戦闘機、一式戦闘機「隼」、二式単座戦闘機「鍾馗」で戦果を挙げ、陸軍航空審査部ではドイツからの輸入機フォッケウルフFw190A、中国戦線で鹵獲されたP‐51Cマスタングをテスト飛行、戦後は航空自衛官としてジェット戦闘機F-86セイバーを操縦するなど、多様な機種を乗りこなしたパイロットとして知られている。
・体重100kgの大柄な体格で酒とタバコを好み、明朗・豪快にして部下への心配りも絶やさず、皆から大いに慕われる好人物だった。
・大の釣り好きで、行くと決めたら家族が止めても聞き入れなかった。
航空自衛隊小松基地司令に在任中の1965年、妻が止めたにもかかわらず、悪天候の中を福井県の越前海岸に磯釣りに出かけ、そこで海に落ちて亡くなっている。