概要
第一級隔離指定生物に認定されている虫。
摂食交配という特殊な産卵形態をとり、女王蟻は他生物を食べることでその生物の特徴を次世代に反映することができる。より強い生物の遺伝子をとりこむことで種の保存をはかろうとする彼女はしばしば気に入った種が絶滅するまで摂食を続ける。
キメラアントは本来女王蟻で10cm程度の大きさだが、体長2mとおぼしき巨大な女王蟻の脚が発見され、人間をも捕食される危険性からカイト・ゴンらが調査を始め、キメラアント編のストーリーが始まる。
巨大女王蟻はNGLを拠点に動物や人間を喰らい、それらの性質を受け継いだ多種多様な思想と能力をもつ危険生物を産み出し、未曾有の生物災害を引き起こしている。
それぞれ非常に個性が強く、人間らしい(良い意味でも悪い意味でも)特性をもつ者が多い。前世の記憶を色濃く受け継いでいる者もいる。
階級
女王→(直属護衛軍)→師団長→兵隊長→戦闘兵/雑務兵
↑
↓
王→直属護衛軍
女王と王
NGLにて爆発的に数を増やし人間を喰らい念能力までも覚えつつあった女王蟻傘下のキメラアントだったが、王が産まれ女王が死ぬと女王派(人間派)と王派(直属護衛軍)、そして自らが王/女王にならんとする者たちに分裂した。
女王派は人間に完全降伏し、二度と人間を食さないとしている。女王蟻が産んだもう一人の王(?)はこちら側のコルトに育てられている。
王と護衛軍は念能力者を求めて独裁国家東ゴルトーに進出し、独裁者を乗っ取り人間を手中に収めようとしており、ネテロら討伐隊と真っ向から衝突することになる。
自ら王になろうとした者は討伐ハンターの力の前に屈し、王派に取り入り力を貰い部下として働いている。流星街に進出したザザン一派は幻影旅団によって殲滅された。
キメラアント討伐隊
NGLで多数ハンターや民間人が死亡し、通報され討伐隊や研究チームが編成された。
ネテロ、モラウ、ノヴ、ナックル、シュート、パーム、ゴン、キルアら。
関連イラスト
女王
王(メルエム)
王直属護衛軍
師団長
レオル、ヂートゥ | ザザン |
メレオロン | ウェルフィン |