三色院菫子
さんしょくいんすみれこ
「俺が好きなのはお前だけかよ」の主要登場人物のひとり。
「だって私、あなたのことをストーキングしてるもの。」
「これからとても楽しみだわ。」
概要
本編のメインヒロイン。西木蔦高校2年生。
図書委員に所属しており、多様な本を読むことを好みとしていることが伺える。
愛称の由来は、「三色院董子」から「院」と「子」を取ると「三色菫」(=パンジー)になることから。
三つ編みに眼鏡、長めのスカートといった地味な風貌をしており、制服から見た胸の起伏もあまり見られない。
ジョーロにだけやけに毒舌であり、そのこともあってか彼から嫌われている。
しかしパンジーはジョーロに対して(本性を含め)強い好意を抱いており、ただストーキングするだけでなく孤立した彼の味方をするという役割も果たしていた。
非常に高い策略力と鋭い洞察力を持っており、サンの一連の悪事についてもすぐに見抜いた上でわざと彼が白状できる状況を創り出した。
たとえ自分の望みが消えても嫉妬なんて一切せず親友のために自分を顧みず行動できるジョーロ君。あんな姿を見せられたら世界中の誰よりも好きになってしまうわ。
その正体は巨乳を兼ね揃えた抜群のプロポーションを持つ美少女。
これまで隠していたのは「目立つのは嫌いだから」であると推測される。
ジョーロが彼女に初めて会ったのは中学生時代であり、その際は素のパンジーの姿であったため気が付くことができなかった。
パンジーがジョーロに恋心を抱いた理由は「駅前でサンの大好物である串カツを大量に持って待ち、たとえ皆から笑われてもただずっと待っていたから」とのこと。
一連の騒動が終わった後、彼女はジョーロに本当の姿を見せた上で、彼の頬に接吻し好意を改めて伝えた。
それに対しジョーロは「俺が好きなのはお前だけかよ」と半ばあきれ気味ながらも少しは受け入れる気になったようである。