幻夢境
どりーむらんど
クトゥルフ神話大系に登場する異世界。
概要
人間の潜在意識の中にあると言われている異世界、もしくはパラレルワールド。単純にドリームランドとも呼ばれている。
ラヴクラフトの小説「未知なるカダスに夢を求めて」に多くの情報が書かれている。
通常、人間が住んでいる世界は「覚醒の世界」と呼ばれており、この覚醒の世界から幻夢境に来る人間のことを「夢見る人」と呼ぶ。
夢見る人が幻夢境に来る導入は大体決まっており
- 最初は全裸に徒手の状態から始まる。
- 階段があり、そこを70段降りた場所に焔の洞窟と呼ばれる洞窟がある。
- 洞窟にはナシュトとカマン=ターという二人の番人がおり、彼らに認められることではじめて幻夢境に入れる。
- 番人に認められると衣類と道具を渡され、洞窟を出られる。そこにある階段を700段降りた先にある深き眠りの門を抜けた先に幻夢境は存在する。
特殊な力を使えば目覚めたままの状態で幻夢境に入る事ができる。その場合、夢見る人の衣服は幻夢境の文明水準である産業革命以前に合わせて変わり、多くは中世風になる。
また何らかの文明の利器を持っていた場合、懐中電灯は松明に、銃はナイフか剣に変わる。変化した利器は幻夢境から覚醒の世界に帰還しても元に戻る事はないという。
覚醒の世界と幻夢境では流れる時間が異なり、覚醒の世界での一晩の眠りは幻夢境での数十年も経過する場合がある。
仮に幻夢境で夢見る人が死んだ場合、即座に覚醒し以後は二度と幻夢境を訪れる事は出来ないが、これにも例外は存在する。
地名
- 魔法の森
- セレファイス
- ウルタール
- ダイラス=リーン
- サルナス
- ングラネク山
- ナスの谷
- レン高原
- サダス