概要
何かとゲーム面では不遇な扱いを受けている2ではあるが、デザイン、音楽共に絶大な人気を誇っておりそれはダンテのデザインも例外ではなく、いつしかファンから2様と呼ばれるようになったそうだ。
2のダンテが好きな人だってたくさんいるはず……!っと思いたい。
もちろん著者も2のダンテが一番好きである。
他のシリーズのダンテとは一線を画したダンテであり、苦いも甘いもかみ分けた、まさに最強のダンテといえるであろう。
性格
他のシリーズのダンテとは違い、寡黙で無口な性格となっている。
何事にも動じず、常に落ち着いている。口数が少ないと言っても印象的な台詞はあり(後述)、何者にも媚びず、余裕を崩さないスタイルは『1』からしっかりと受け継いでいる。例えばアリウス戦やトリスマギア戦では静かに挑発するダンテの姿が見られる。
それ以外ではコイントスをする場面が多いことが印象的である。依頼を受ける際、「表なら~」とコインを弾いている。気まぐれで、気に入った依頼しか引き受けないダンテらしい行動である。…と、思いきや実は両面表のコインを使っている。新手のツンデレか、または面と向かって依頼を受けてやると言えない照れ屋さんなのだろう。
この年齢になってもピザやストロベリーサンデーは食べるのだろうか?
『5』小説で、喋らないのはマティエにスパーダと間違われたくないからだという設定が追加された。
戦闘力
基本的なアクションは初期状態から全て使用可能である。レッドオーブによるパワーアップは攻撃力の上昇のみで、何か新しい行動が増えたりはしない。2様は最初から全力だ。
「悪魔と踊ろう」のキャッチフレーズの通り、ダンスのように斬り・かわし・駆けるダンテが見られる…と誰もが期待していたのだが、そこには前転・側転・バク転でゴロゴロとあちこち転がりまわる2様の姿が。これが2様なりのダンスなのだろう。ゴロゴロをしないとスタイリッシュランクが途切れて評価が下がってしまうので、システムにもスタイリッシュなダンスと見なされているはずだ。余談だがバク転・側転するのはこの2様だけである。
銃を撃っているだけでクリアできそうな気がするが、別に2様は手を抜いている訳ではない。敵が弱すぎるのがいけないのだ。『5』小説でも、『2』の出来事はダンテにとって取るに足らない依頼だったとされているので間違いない。
剣を振るのがやたら遅く、攻撃すると被弾しやすくなる気がするが、これは『4』小説で見られた「つい敵の攻撃を食らいたくなってしまう」ダンテの悪い癖が出てきているのだろう。
名言
『1』の「悪魔は泣かない」が有名だが、2様にも名言はある。
人を助けるのに理由がいるのか?
自分が人造悪魔であることに苦悩するルシアに対して。
説教なら―― あの世でするんだな!
トリスマギア戦にて。
原文は「Don't Speak. Just die!」で直訳すると黙れ、死ねである。直球すぎる。
''王''か じゃあこれで――――チェックメイトだ
アリウス戦にて。
「チェックメイト」は後に『4』にて、ネロのバスター時の決め台詞に採用される。
容姿
シリーズの中で魔人のデザインが最も悪魔らしいことで評判である。羽根つき。
魔人の他に反則級の強さを誇る真魔人になることができる。
その真魔人の姿は父であるスパーダにどことなく似ている。
実際は4のダンテよりも年を取っているはずだが、4のダンテよりも若く見えるのは気のせい?
……とかなんとか言われたが、DMC5発売による設定変更により
時系列は4の前の出来事となり容姿に整合性がとれるようになった
外部出演
『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』にゲスト出演。
原作よりお喋りで、『1』寄りの性格になっている。条件を満たすと仲魔にすることが可能。
関連イラスト