概要
CV:鈴木正和
物語の主要人物の一人で、天原奉行所の同心。
奇抜なファッションに化粧、オネェ言葉など、作中でも特に異彩を放つ存在。細身な体格やナヨナヨとした言動からは想像しがたいが、実は天原でも一二を争うほどの剣の達人で頭も切れる。
よそ者に厳しい天原において、ゲーム開始時から主人公に好意的に接してくれる数少ない人物の一人。
使命に燃える同僚の武藤郷四郎を見守っているが、ときに過激になりがちな行動に気を揉んでいる。
また、権力を笠に着る幕府の目付・保野暮右衛門を嫌っているようだ。
多くの同心が黒羽奉行を信じて疑わない中、その方針に疑問を抱いている。
町人たちの間では「詩歌を好む風変わりな同心」で通っているようだが、町行くチンピラや「とある人物」から別の側面について聞くことができる。
西洋風の剣士であるエンリケ曰く、実は中村にも青戸組屈指の人斬りである陰沼京次郎と同様、「狂犬」としての素養があるらしく、彼からは興味を持たれている。
帯刀する得物は「鬼包丁(おにぼうちょう)」。難易度「むずかしい」以上の際には極稀に前作の刈部の得物だった「鮫肌丸(さめはだまる)」を所持している(ちなみに宗助の顔は刈部の顔グラフィックが引用されている)。
移植版である『侍道2ポータブル』では、追加要素「武士の挑戦状」にてプレイアブルキャラクターのひとりとして登場。誘拐された郷四郎を救出するために大勢の剣客と闘うが、会話イベントの内容が何かとアレな事になっている。